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セントレアの第2滑走路整備計画が動き出す!愛知県が「中部国際空港沖公有水面埋立事業」の申請を承認!



中部国際空港の2期工事(第2滑走路整備)の実現に向けて大きな動きがありました。

国土交通省中部地方整備局は2021年1月29、名古屋港の浚渫で発生する土砂の処分先として中部国際空港の沖合を活用する「中部国際空港沖公有水面埋立事業」について、関連する漁業者と補償交渉が合意に至ったと愛知県などに通知しました。また、愛知県は5月25日付で「国土交通省中部地方整備局」の申請を承認しました。法律に基づく手続き完了となり、工事着手が可能となります。

中部国際空港(セントレア)は開港時から2本目の滑走路整備を視野に入れており、事業としては別のものですが、実質的に新たな滑走路施設につながる取り組みにゴーサインが出ました。

 

【出展元】
「中部国際空港沖公有水面埋立事業」環境影響評価書の公告と縦覧について

 

 



 

名古屋港は河川からの土砂流入が多く、港湾機能を維持する為に浚渫(しゅんせつ)が行われていますが、現在、発生した土砂は名古屋港内の人工島「ポートアイランド」に仮置きしています。しかし、受け入れ容量が限界に達している事から、「中部国際空港(セントレア)」に隣接して新たに処分場を整備する事になりました。

 

 



埋立地は、18/36滑走路の沖合の西側230ヘクタール(ha)と、格安航空会社(LCC)向けに事業が進められているLCCターミナルの南側に位置する南東60ha、計290ha、土砂量は合計約3800万立方メートルです。「第2滑走路」への利用を地元政財界が要望している西側の埋め立ての工期は約15年間との事です。

 

 



地元政財界などは、セントレアの2本目の滑走路、リニア中央新幹線、名古屋駅スーパーターミナルの3点セットを主張しており、今後は航空需要の回復と需要拡大に取り組む考えです。

 

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