名古屋市は2021年3月5日に、2026年夏季アジア競技大会の会場となる名古屋市瑞穂公園陸上競技場の建て替え計画で、競争入札の結果、竹中工務店を代表企業とする企業グループが落札したと発表しました。落札金額は現在のパロマ瑞穂スタジアムの解体費なども含め税別で496億円余りで、今年7月にも設計に着手し、2025年度中の完成を予定しています。
企業グループの構成員は「竹中工務店、ミズノ、日本管財、新東通信」、協力会社は「日本設計、プレック研究所中部事務所、ミズノスポーツサービス、名鉄協商」です。2023年4月から18年間の維持管理・運営を担います。
【出展元】
→瑞穂公園陸上競技場整備等事業に係るPFI手続き
新しい競技場は、「空」と「森」と「大地」を表現し、公園に溶け込みながら名古屋の魅力 を発信、観客の一体感を高めることで興奮と感動が増幅していくスタンド、普段は市民に開放される陸上競技場コンコース、公園と陸上競技場が一体になる8の字ループ などが特徴です。
現陸上競技場は1982年完成し、サッカーJ1の名古屋グランパスエイトのホームグラウンドですが、老朽化が進んでいるほか、設備がJリーグの基準に満たないなど課題もあり建て替えの議論が進められてきました。