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神戸市「Port Loop(ポートループ)」が4月1日運行開始!都心~ウォーターフロント間を結ぶ連節バス



神戸市は2021年3月11日に、三宮駅~ウォーターフロント(臨海部)の回遊性向上や、都市の魅力向上を目的に導入を計画していた連節バス「Port Loop(ポートループ)」の運行を4月1日に開始すると発表しました。運行は神姫バスが担当します。

【出展元】
連節バス「Port Loop」の運行開始と市バス普通区IC定期券の機能拡充
スマートバス停、神戸市の連節バス「ポートループ」に採用!

 

三宮とウォーターフロントを結ぶ「連節バス(BRT車両)」のデザイン発表!いすゞと日野が共同開発した国産連節バスを導入か?



 

 

 

 



「Port Loop(ポートループ)」の ルート/バス停はこんな感じです。三宮駅前~KIITO前~新港町~ポートタワー前~ハーバーランド~ポートタワー前~新港町~ポートオアシス前~三宮駅前を結び、1周に要する時間は約50~60分となります。

平日は8時52分~21時20分の間に19便、休日は8時25分~22時05分の間に21便を、おおむね30分間隔で運行。連節バスは4月1日の運行開始時点では2台を使用。7月には4台体制に拡充する。運賃は1回の乗車あたり大人210円/子供110円で、500円の1日乗車券も発売されます。

 

 

 

平日(19便)


土日祝(21便)



 

 



三宮駅前、新港町(両方向)、ハーバーランドの各バス停にはYE DIGITALと西鉄エム・テックが共同開発したスマートバス停が導入され、国際興業が提供するバスロケーションシステムを組み込むことで、バスの運行状況を表示します。

スマートバス停とは、デジタルサイネージにバスの運行時刻表や運行系統図を表示することに加え、その他の告知文や広告などをリアルタイムに更新、表示できるバス停です。現在時刻に合わせ、直近の便の時刻を拡大表示する機能も有し、バスを利用者に分かり易く表示することができます。また、事業者の需要に合わせてWi-Fi機能など、スマートバス停の機能を柔軟にカスタマイズすることができます。さらに、神戸市が設置拡大を進める「KOBE Free Wi-Fi」の機能を搭載しています。

 



以前から神戸都心部とウォーターフロント間の公共交通アクセスの改善は課題となっていましたが、整備コスト、距離、需要などから考えると地下鉄や新交通システムは過剰スペック、普通の路線バスでは容量不足、路面電車(LRT)が良いかなと思っていましたが、BRT的な連接バスを導入する事で落ち着きそうです。

4月から30分間隔で運行が始まりますが、フリークエンシーの面で心もとなく最低でも15分間隔、将来的には10分間隔での運行を目指し、三宮駅〜ウォーターフロントの定番ルートとして定着化させて欲しいと思います。

3 COMMENTS

とある関西人

こちらの連節バスの利用者数が好調であればLRT(次世代路面電車)構想の実現に繋がる可能性があるそうです

船場センタービル

元夜行バスの運転手ですが(コロナでタンクローリー運転手に転職しました)
こんな長すぎる車両をどうやって曲げるのか…凄い車両感覚がいるはず
運行ルートも考え抜かれたルートになっているはずです
免許も牽引二種という超レア免許がいるはず

アリー my dear

大阪都心部の旅客需要の多い路線にもこのバスを導入してほしいですね。

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