福岡市のベイエリア、百道浜に計画されているプリンスホテルの計画概要が明らかになりました。建設通信新聞が伝える所によると、SBIホールディングスが代表企業を務める「百道浜プロパティ特定目的会社」が計画している新ホテルの規模は、地上20階、地下1階建て、延べ20,0725㎡、客室数は232室。レストランやラウンジが設けられます。設計施工は鹿島建設が担当し、総事業費は140〜150億円を見込んでいます。
当初は2022年3月25日までの着工を予定していましたが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受けて、着工と開業を2年延期して、2024年着工、2026年3月の開業を目指します。
【出展元】
→建設通信新聞>鹿島の設計施工/福岡市にプリンスホテル/20階建て2万㎡
これまの経緯
報道各社が伝える所によると、福岡市のベイエリア、百道浜にプリンスホテルが進出するとの事です。計画地は福岡市の副都心である「シーサイドももち」地区内で、福岡タワー西側の約4000㎡の敷地です。ホテルは地上20階建てで、232室の客室のほか、レストランやラウンジなどが入ります。土地は百道浜プロパティ特定目的会社が所有し、プリンスホテルと賃貸借契約を結びます。総事業費は140〜150億円で、2024年にも着工し、2026年3月の開業を目指します。
【出展元】
→西日本新聞>百道浜にプリンスホテル建設 福岡タワー西側、26年3月開業へ
→NETIB-NEWS>紆余曲折を経て百道浜にプリンスホテル建設
計画地は、2007年にSBIホールディングスが、ホテルの建設を条件に福岡市から土地を購入、同年7月に「百道浜プロパティ特定目的会社」を設立して今回とは別のホテルを候補に建設を目指しました。しかしリーマンショックなどの事業環境の変化より、2009~2015年の間に3度に渡り延期を市に申し入れを行い事業化が進んでいませんでした。
事業化が進まない事から、2017年5月に福岡市が買戻権を行使しましたが、和解成立日から5年後までに開業するなどを条件に2019年3月に和解が成立。SPCは、2020年3月に基本計画書を提出して基本設計に着手、2021年3月に鹿島と工事契約を結びました。
紆余曲折を経て約15年間も進展がなかった計画ですが、ついに日の目を見る時がやってきました!
計画概要
計画名称 | (仮称)百道浜プリンスホテル計画 |
所在地 | 福岡県福岡市早良区百道浜2丁目902-23(地番) |
交通 | 福岡市地下鉄空港線「西新」駅 |
階数 | 地上20階、地下1階 |
高さ | |
構造 | |
杭・基礎 | |
主用途 | ホテル |
客室数 | 232室 |
敷地面積 | 3,968㎡ |
建築面積 | |
延床面積 | 20,725㎡ |
容積対象面積 | |
建築主 | 百道浜プロパティ特定目的会社(代表企業:SBIホールディングス) |
設計者 | 鹿島建設 |
施工者 | 鹿島建設 |
着工 | 2024年03月(予定) |
竣工 | 2026年03月(予定) |
備考 | 総事業費:約140億~150億円 ※(仮称)百道浜プリンスホテル計画は筆者が便宜上付けた仮称であり、正式な名称ではありません。 |
ぷいぷい様
やはり西武系列なので関西の鉄道本丸地域は厳しいのかもしれませんね。
さすがに滋賀県は外せませんが。(。・∀・)ノ
プリンスホテルって何で大阪パッシングなんでしょうね?
別にええけど。