京都駅前にある羅城門の復元模型
京都の宗教界や官民が協力して文化遺産の保全に取り組む「明日の京都 文化遺産プラットフォーム」は2020年10月20日に、京都市と東京都内で会見し、平安京の正門として設けられていた羅城門を現代によみがえらせる構想を打ち出し、広く協力を呼び掛けました。
特設サイトが開設されPRが開始されました。
→明日の京都 文化遺産プラットフォーム
→京都駅前「平安京羅城門模型移設プロジェクト」と照明設備について
→「平安京羅城門模型移設プロジェクト」が始動します

「羅城門」は、本来は都城を取り囲む城壁である「羅城(らじょう)」に開かれた門の意味ですが、一般的には平城京・平安京の京域南端中央に正門として設けられた門を指します。平安京の羅城門はJR京都駅の南西約1.6kmの京都市南区内に位置し、約80m、奥行き約21m、高さ約24mだったと推定されています。
構想では、当時と同じ木造建設を念頭に原寸大で復元し、平安京文化の学習施設を含めた周辺景観も整備することを想定。平安京のシンボル的な羅城門の復元は何とも歴史ロマンを感じる構想ですが、具体的な設置場所や時期、費用は、構想に賛同する個人・団体を主体に話し合うとしており、長い時間を要する遠大なプロジェクトになりそうです。

最後は、参考までに平城京跡に復元された朱雀門の様子です。再建までは非常に長い時間がかかりました京都市の羅城門の復元構想では、原寸大で当時と同じ木造建設を念頭に原寸大で復元し、平安京文化の学習施設を含めた周辺景観も整備することを想定。平安京のシンボル的な羅城門の復元は何とも歴史ロマンを感じる構想ですが、具体的な設置場所や時期、費用は、構想に賛同する個人・団体を主体に話し合うとしており、長い時間を要する遠大なプロジェクトになりそうです。


