大阪都心のど真ん中、中之島で全日本トライアル選手権の最終戦が行われます！
City Trial Japanは、全日本トライアル選手権の最終戦を大阪市北区の「中央公会堂前の中之島通り」で11月12日（日）に開催すると発表しました！
「City Trial Japan 2018 in OSAKA」が新世界で開催されてから今年で5回目です。19年、20年は太陽の塔でも知られる万博記念公園が会場となりました。21年はコロナ禍の影響で中止となりましたが、22年は泉南りんくう公園で、初めて全日本トライアル選手権のシリーズ戦に組み込まれて行われました。
【出展元】→City Trial Japan
→大阪駅からわずか1km、大阪のど真ん中でシティトライアルジャパン2023が開催決定
トライアルとは何？
出展：https://www.trial-club.com/webzine-trial/actualites/2022/com-fim-andorre/
全日本トライアル選手権（All Japan Trial Championship）は、日本モーターサイクルスポーツ協会が主催する国内最高峰のトライアル選手権です。
トライアル (Observed trials, Motorcycle trials) は、スピードではなく正確なテクニックが要求されるオートバイ競技です。コースは岩場、斜面、林の中など自然の中に設定されており、高低差や傾斜が複雑に設定されたコースを、いかにオートバイに乗ったままで走り抜けることができるかを競い合います。
目に触れる機会が少ないという課題
出展：https://mspro.jp/trj/2022/08/02/r5ctytialjapan/
ヨーロッパで人気の高いトライアルですが、日本では世界に通用するライダーが大勢いるにも関わらず、まだまだマイナースポーツの域を出ることができずにいます。トライアルの大会は、通常は、岩場・斜面・林などがある山の中で行われる為、わざわざ会場まで足を運ばなければ見ることができず、
「目に触れる機会が少ない」という課題がありました。その様な状況の中、大阪の新世界でアジアのモータースポーツ史上初となる「City Trial Japan 2018 in OSAKA」が開催されました。
有名観光地で繰り広げられた熱戦はテレビやWEBなど様々なメディアで紹介され、普段モータースポーツを観たことがない方々をはじめ、参加ライダー、モータースポーツ業界など、多方面から大きな反響が寄せられ、「都市型競技」として日本のモータースポーツ界に新たな可能性を示す事になりました。
「国際Ａ級スーパークラス」のライダーが目の前に！
出展：https://www.city-trial-japan.com/about/
トライアルの国内競技人口は数千人以上ですが、その中でも技術の高さによって階級（ライセンス）が分かれており、世界選手権に通じる最高峰ライセンス「国際Ａ級スーパークラス」を持つライダーは全国でわずか20人程しか存在しません。
今年のCity Trial Japanは、大阪都心のど真ん中と言える「中之島」で行われます。また、選手権の最終戦となる本大会は、最高峰のIASクラスのみが参加するハイレベルな大会となります。コースの難易度はもちろん、そこを乗り越えて進むライダーの技術にも注目が集まり、トライアルに興味のない人に、その魅力を知ってもらう事になりそうです。
