豊中市や大阪府、地区内地権者が参画する千里中央地区活性化協議会は、今後の千里中央地区の再整備の方針を示した「千里中央地区活性化基本計画<改定版>」を策定しました!2018年度策定の整備内容に加え、百貨店やエンターテイメント機能を有する床面積10万㎡級の施設整備、商業・宿泊・医療など多様な機能の導入、閉館後の千里阪急ホテル跡地との一体再開発などが新たに盛り込まれました。
今後は、施設整備計画の立案・具体化、整備手法や都市計画の検討などを進め、千里阪急ホテルは2025年度中の閉館を計画、2027年度以降ごろに各種法の手続きを実施、2032年に事業完了を目指します。
【出典元】
→“新・千里スタイル”のまちの実現に向けて 千里中央地区再整備の計画(改定版)を策定
→千里中央地区(大阪府豊中市新千里東町)における千里阪急百貨店・千里セルシー敷地と千里阪急ホテル敷地の一体的な再開発につい
→千里中央地区における旧オトカリテ敷地の再整備について (aeonmall.com)
・駅西街区は、旧オトカリテ敷地での商業施設等の整備、商業・業務・宿泊・高度医療など多様な機能の導入により高度利用を図る
・駅東街区は、千里阪急百貨店とセルシーでの商業の一体開発、百貨店、物販、飲食、サービス、エンターテイメント機能を有する床面積10万㎡級の施設整備を計画
・両街区で道路上空利用による大街区化、バス乗降場の集約化、千里中央2号線(千里文化センターコラボ~旧オトカリテ~SENRITO~旧千里セルシー)の対面通行化
・2025年度末の閉館予定の千里阪急ホテルの跡地(公園南街区)では、駅東街区との一体再開発や、隣接する千里東町公園と連携した交流機能等を検討
1:駅西街区
事業主はイオン。旧オトカリテ跡地と道路上空を活用し、商業核の再構築や高次都市機能など多様な機能導入により高度利用を図ります。具体的には商業施設、業務施設、宿泊施設、高度医療施設などを兼ね備えた大型複合ビルの整備を検討。
階数、高さは不明ですがイメージパースには超高層ビルが描かれています。イオンの名称からショッピングモールを連想しますが、今回は商業に加え、オフィス、ホテル、医療モールを組み合わせた複合開発になります。
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イオンは、イオンモール名古屋ノリタケガーデンで、ワンフロア賃貸面積が約7000平方メートルを越える1フロアとしては「日本最大級」のオフィスを開発しましたが、このビルはイオンにとって、さらに一歩踏み出すための重要な試金石になると予想します。
2:駅東街区
事業主は阪急阪神HD。千里阪急百貨店・千里セルシー敷地に加え、両敷地間の廃道と新設されるバス・タクシー乗場の上空を利用して大街区化。千里阪急百貨店が入居する大規模商業施設(延床面積10万㎡級)を新設。物販、飲食、エンターテインメント施設等を導入。セルシー広場を継承するシンボル的な賑わい広場の整備を検討。
超高層化はされず、低層の商業施設が整備されます。千里中央ガーデンズが誕生するかもしれません。
3:公園南街区(千里阪急ホテル敷地)
公園南街区(千里阪急ホテル敷地)は、隣接する千里東町公園と連携した交流機能、都心居住機能の導入を検討。まだ発表されていませんが、もしかするとこのエリアに超高層タワーマンションが開発されるかもしれませんね。
夜の中央環状線走ると千里中央の街並みが見上げる形で見えますが、高中層ビルのビジュアルがスゴくきれいなんですよねー。