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北千里駅前再開発、高さ123mの超高層ツインタワーマンションを建設へ!ディオス北千里を建替え



(仮称)北千里駅前地区第一種市街地再開発事業は、北千里駅前の『千里北地区センター』を建て替える再開発計画です。

千里北地区センターは、商業施設や公的サービスの機能を有する近隣住民の生活・地域活動の拠点ですが、開業から50年以上が経過し、施設の老朽化が進んでおり、地権者らでつくる北千里駅前地区市街地再開発協議会が組合施行の再開発で再生させる計画を検討してきました。

吹田市は2022年10月31日に、(仮称)北千里駅前地区第一種市街地再開発事業環境影響評価提案書を公表し、再開発の概要が明らかになりました。

 

【出展元】
(仮称)北千里駅前地区第一種市街地再開発事業に係る環境影響評価について

 



提案書によると、『商業・公益棟』と『住宅・商業棟』を設け、駅前交通広場や道路、歩行者広場を計画。商業・公益棟は、地上5階・地下1階建て、延床面積:約4万0400㎡、高さ約30mで、住宅・商業棟は、36階建て、延床面積:約8万2000㎡、700戸、高さ123mを想定。ビルのヴォリュームを抑える為にツインタワー形状を採用した超高層ビルが建設される事が判明しました。

今後は、2023年度にも都市計画決定、その後速やかに組合を設立。2026年度から解体工事に着手し、2027年度に建築着工、2034年度の完成を目指します。

 


出展:https://kento.osaka.jp/area/ncvc/

北千里駅周辺では、地域経済の中核を担ってきた『国立循環器病センター』が2019年7月にJR岸辺駅前の健都に移転し、地域の賑わい維持が課題となってました。今回の駅前再開発は、施設の老朽化が主原因だと思われますが、国循の移転が地域経済の活力低下に繋がりかねない危機感が、再開発を具体化させる切っ掛けになったのかもしれませんね。

 

計画概要

事業名:(仮称)北千里駅前地区第一種市街地再開発事業
実施主体:(仮称)北千里駅前地区市街地再開発組合
コンサルタント:アール・アイ・エー

商業・公益棟
地上5階・地下1階建て、延床面積:約4万0400㎡、高さ30m
住宅・商業棟
36階建て、延床面積:約8万2000㎡、高さ123m、700戸
※ツインタワー形状
駅前交通広場、道路、歩行者広場

敷地面積約3・5ha
※商業・住宅等(宅地):69.4%
駅前交通広場・道路等(公共施設):30.6%

概算事業費:約572億円

2022年4月:準備組合設立
2023年度:都市計画決定、その後に組合設立
2026年度:解体着手
2027年度:建築着工
2034年度:完成予定

1 COMMENT

アリー my dear

25年度の都決目指す/26年度に本組合設立/業務代行RIA/吹田市北千里駅前再開発計画案(建設通信新聞)
https://www.kensetsunews.com/archives/975672

RC造28階建て延べ6万4000㎡の住宅・商業棟と、S造地下1階地上4階建て延べ4万5000㎡の商業・公益棟を建設する。住宅・商業棟は3階部分までが接続するツインタワー型で、商業機能は2階に配置する。住宅の間取りや戸数は未定。
事業では当初、36階建て延べ約8万2000㎡の住宅・商業棟と、地下1階地上5階建て延べ約4万0400㎡の商業・公益棟の建設を検討していたが、市民から計画の妥当性に疑問を投げかける意見が多数上がったことを受け、計画の見直しを進めていた。

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