ウエリスタワー枚方樟葉(計画名称:(仮称)枚方市楠葉計画)は、大阪府枚方市楠葉花園町に計画されている超高層タワーマンション建設プロジェクトです。計画地は京阪本線「樟葉」駅から徒歩9分の立地にあり、鉄筋コンクリート造・地上43階、塔屋2階建、高さ154.31mの大規模レジデンスとなります。総戸数は542戸を予定しています。
敷地面積は12,566.853㎡、建築面積は3,479.92㎡(公式サイト数値)、延床面積は58,873.87㎡。建築主はNTT都市開発、設計は鴻池組 大阪本店 一級建築士事務所、施工も鴻池組 大阪本店が担当します。工期は2024年12月に着工、2028年10月下旬に竣工予定。その後、諸手続き完了を経て2029年3月中旬に入居開始となる計画です。
デザインコンセプト ― 空と緑に呼応するタワー

9月に入り、(仮称)枚方市楠葉計画の公式サイトが公開され、物件名称は『ウエリスタワー枚方樟葉』に決定、新ビルのデザインが公開されました。デザインコンセプトは 空と緑に呼応するタワー。澄んだ空と緑に囲まれた環境を背景に、普遍性と持続的な価値を重視した設計が採用されました。
【出典元】
→ウエリスタワー枚方樟葉
外観はシンメトリーを基調に高層部へ縦マリオンを配し、伸びやかなシルエットを強調。低層部は水平ラインと素材感を生かし、ランドスケープとの調和を図っています。
ランドスケープは生駒山系の森をモチーフに起伏ある緑地を配置し、多様な過ごし方を提供。内装も自然を抽象的に取り込み、上品で落ち着きある空間を演出しています。
エントランス・共用空間

共用部は「迎える」「つなぐ」「くつろぐ」をテーマに構成されています。メインエントランスはアースカラーを基調に落ち着いた雰囲気を演出し、緩やかなアプローチで外と内の空気を切り替えます。車寄せを備えたコーチエントランスは、大きな庇を設けてホテルライクなホスピタリティを実現。館内に入ると「グリーンフォレスト」を借景とした静かな回廊「グリーンコリドー」が広がり、パブリックからプライベートへの移行を自然に促します。
さらに、柳と桜をモチーフにしたガラスアートを配した2層吹抜けの「グランドホール」は、象徴性と優雅さを兼ね備えた迎賓空間となっています。加えて、書籍や雑誌を揃えた「ライブラリーラウンジ」では、読書やテレワークなど多様なライフスタイルに対応し、居住者の快適な日常を支えます。
計画概要

名称:ウエリスタワー枚方樟葉
計画名称:(仮称)枚方市楠葉計画
所在地:大阪府枚方市楠葉花園町2920番90(地番)
交通:京阪本線「樟葉」駅徒歩9分
構造:鉄筋コンクリート造
階数:地上43階、塔屋2階建
高さ:154.31m
主用途:共同住宅
総戸数:542戸
敷地面積:12,566.853㎡
建築面積:3725.16㎡ ←公式サイト:3,479.92㎡
延床面積:58,873.87㎡
容積対象面積:ーーー
建築主:NTT都市開発
設計者:鴻池組 大阪本店 一級建築士事務所
施工者:鴻池組 大阪本店
着工:2024年12月(予定)
竣工:2028年10月下旬(予定)
入居:2029年03月中旬(予定)※諸手続き完了後
2024年7月の様子

複数の読者様から情報をいただいたので、現地を取材してきました!

いわゆる「建築計画のお知らせ」に相当する看板です。全くノーマーク、かつ郊外で高さ150m超えの計画に、かなり驚ました。

北側から見た様子です。計画地の敷地面積が:約1.2haもあるのでメチャクチャ広いです。

西側から見た様子です。

南西から見た様子です。写真奥に見える巨大マンション群は「くはセンチュリータウン」です。

最後は南東側から見た様子です。




