「グラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA)」が、昨日、2024年9月6日(金)、ついに『先行まちびらき』を迎えました!
先日から複数回に分けてご紹介してきたグラングリーン大阪の先行まちびらき、今回は記事の構成上ご紹介しきれなかった写真をアラカルト形式でご紹介したいと思います。1枚目は街路灯に掲げられた「バナーフラッグ」。オープンの時にしか見られない、何気に貴重な写真です。
大阪駅前、うめきた広場に鎮座する緑のくまさん「テッド・イベール」。グラングリーン大阪のオープンを祝って「蔦や花」で覆われた分身体が現れました!
グランフロント側の歩道。メチャクチャ広くなり、歩道というよりは公園に近い感じです。
グラングリーン大阪の中央部を東西に横断する道路。イベント開催時に広く使える様に、中央分離帯が可動式になっています。
「うめきた中央」と名付けられた交差点。場末の貨物基地だったこの場所は、人々が行き交う新しい梅北の中心として賑わう様にありました。
うめきた公園内に設置されたアート作品。クラウド上のデータに脳みそを突っ込んで記憶を並列化している・・、攻殻機動隊の設定を連想して「サイバーなSF作品だなぁ!」と勝手に思い込んでいますが、制作者の意図とは異なると思います(笑)
こちらも不思議なアート作品ですね。なぜか「こけし」を連想しました。
グラングリーン大阪がオープンしたことで、周辺のビルも輝いて見える様になりました。こちらは先日オープンしたイノゲート大阪です。グラングリーン大阪側から見られる事を前提にデザインされた事がよくわかります。
約30年の月日を経て、ついに大阪駅側と繋がった梅田スカイビル。
そのランドマーク性は益々高まりつつあります。
グラングリーン大阪を見て感動するのは、人々の営みや繋がりを感じられたから、かもしれません。ともすれば無機質になりがちな再開発ですが、芝生公園で野外フェスを楽しむ人々、水盤ではしゃぐ子供たち、芝生の上でお弁当を食べるカップル。ズラリと並ぶベビーカーは象徴的な光景です。
うめきた公園のシンボル 大屋根イベントスペース「ロートハートスクエアうめきた」。森の中に浮かぶ曲線的な大屋根が美しい。
うめきた公園・ノースパーク。芝生+木立の組み合わせから癒やしが感じられます。理想的な公園。
最後はグランフロント大阪とグラングリーン大阪の間にある道路(愛称が欲しい)の様子です。
一連の梅田北ヤード再開発は、気が遠くなるほどの時間がかかっていますが、結果的に、ゆとり・潤い・憩いを持った、素晴らしい再開発になりました。
うめきた公園を超高層ビルで埋め尽くさないで本当に良かった。
この記事の一番最後の画像が新しい街開きを実感できる、象徴的かつ印象的でとても良いですね(*´∀`)
大阪は日々新たなり
急がば回れ、という言葉もあります。
世界的大ターミナル駅、西日本の基幹駅たる大阪駅前の超一等地にビルを詰め込むのではなく癒やしとくつろぎの空間たる公園を作る。
これは『それをしても再開発が破綻しない』という大阪の底力を示してもいます。
それはまた人々の大阪を見る目をも変え確実に大阪のプレゼンスを高めていく。
そしてそんな大阪を見て日本の各都市も大阪の背中を追いかけていく事になれば日本国の国力も上がっていく事でしょう。
うめきた再開発は大阪の為でもあり日本国の為でもある。
考えてみますれば仁徳天皇陵で有名な前方後円墳の形の古墳は日本各地にありますが、そのサイズに差はあれどもどれも仁徳天皇陵を縮小するとピタリと当てはまる。
つまり大阪にあるものが日本国の基準になった訳です。
創建1800年を越える住吉大社の御文庫は日本国の図書館の始まりと言われます。
江戸時代、堂島で始まった米の先物取引は世界初の先物取引でした。
御堂筋は近代日本国初の大通り建設であり、御堂筋線は日本国初の公営地下鉄となりました。
かように大阪には本邦初のものがあります。
ここに書ききれない位にあるのです。
そこへうめきた再開発が新たに加わった。
大阪は日々新たなり。
大阪が新しいものを産み出しアップデートしていくのは実は大阪の伝統でもあるのです。