大阪商工信用金庫新本店ビルの本町通り沿いにある、巨大なフェニックス・モザイクレリーフ「糸車の幻想」は、今井兼次氏が手がてた物で、旧ビルの屋上の塔屋に設けられていました。当時1,000 名を超えると想定された旧ビルのテナント入居者の憩いの場となる屋上広場を飾るものとして、ガウディに大きな影響を受けた同氏がデザインしました。このレリーフは、このビルと街の歴史を継承するために新ビルの低層部に保存再生される事になりました。
間近で見たフェニックス・モザイクレリーフ「糸車の幻想」の様子です。繊維産業を象徴する糸車をモチーフにしてます。
このレリーフ、間近で見ると植物的というか、何とも艶かしい感じがして驚きました。本町通り越しに見るのとは随分と印象が異なります。
左下は糸巻きボビンでしょうか。子供の頃、実家のミシンの近くに転がっていた糸巻きを思い出し、少しノスタルジックな気分になりました。
水盤に映り込んだ「糸車の幻想」の様子です。このフェニックス・モザイクレリーフは自由に見学する事が可能なので、堺筋本町に来られた時は是非一度ご覧になって下さい。中々見応えのある作品でした。
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以前のコメントにも書き込みましたけど、50年以上も前の作品とは思えないくらい少しも古臭さを感じさせないですよね。
造形に色づかいと、今でも斬新で見れば見るほど飽きがこないデザイン。私も時間を作って見に行きたいと思いました٩(^‿^)۶