大阪市は、公園利用者の利便性を図るにあたり、民間活力を導入するため、扇町公園指定管理事業予定者(扇町公園及び大阪市立扇町プール指定管理者)の選定を行い、大和リースを代表企業とする「扇町公園スマイルパートナーズ」を扇町公園指定管理事業予定者として選定しました。
対象施設は、扇町公園 、大阪市立扇町プール 、扇町公園駐車場で、公園全体の管理業務と魅力向上を進めるためのマネジメント計画
、実施体制の立案、実施。利便性向上や幅広い公園活用を実現するソフト事業、多様な利用、活動の拠点となる施設や、誰もが気軽に憩うことができる滞留空間などを創出するハード事業などを行います。
【出典元】
→大阪市>扇町公園指定管理事業予定者を選定しました
→大和リース>扇町公園指定管理事業予定者として選定されました。
→大阪・扇町公園に新たな癒しスポットが誕生!『Botanico扇町公園』『扇町茶屋』2024年12月4日(水)2店舗同時オープン!
名称:扇町公園スマイルパートナーズ
代表者:大和リース
構成員:関西テレビ放送、スポーツクラブNAS
指定予定期間:2023年4月1日〜2043年3月31日まで(20年間)
※大阪市立扇町プールについては、2024年4月1日〜2043年3月31日まで
この事業は、事業は大阪市が取りまとめている「大公園(中之島公園ほか10公園)の魅力向上に向けた基本方針」を踏まえ、市が民間企業に指定管理を募集したものです。扇町公園スマイルパートナーズ、は扇町公園の地区公園としての特性を活かし、「つながり、協力し、そしてそのつながりが継続する『つながるCO−EN』の実現」をコンセプトに掲げ、新たに公園内に管理事務所、カフェレストランを新設する等、公園利用者の利便性向上と憩い空間の創出をはかります。
2024年11月の様子
現地の様子です。扇町公園指定管理事業にともない、公園事務所棟、ファミリーエリア(人工芝)、水遊び・憩いのエリア(噴水・霧)、カフェ、駐輪場(新設)などが設けられました。
ファミリーエリア(人工芝)の様子です。多くの親子連れやカップル、グループ客で賑わっていました。
レジャーシートを広げてお弁当を食べる家族。ベンチに腰掛けてお弁当を食べるカップル。
カフェ棟の様子です。飲食店運営のノウハウを持つ「株式会社ゼットン」が事業に参画し、カフェ&レストラン「Botanico扇町公園」を、テイクアウトショップと「扇町茶屋」を出店。利用者が一日中楽しめる環境を提供します。
カフェ・レストラン棟の様子です。程よいサイズ感で公園に馴染んでいます。
改修された水景施設の様子です。
反対側から見た様子です。
噴水の様子です。間欠泉の様に不定期に吹き出します。噴水が上がるのを待つ子どもたち多数。
施設リニューアルが完成した扇町公園。施設に少し手を加えて必要な機能を追加して、公園全体の魅力アップにつなげる、なかなか良いリニューアルに仕上がったと思いました。
ここも良い公園へと一段高みに上がったようで何より。
今、世界中の都市で人々に潤いと安らぎをもたらす『都市の公園化』が進みつつあるのだそうです。
その文脈で見れば大阪は世界の中でかなり良いポジションに入りつつあるように思います。
難波はなんばパークスに難波駅前の広場化、梅田は御存知大絶賛のうめきたの世界的大ターミナル大阪駅直結の公園、中之島は言わずもがな、天王寺はてんしばと次々と魅力的な空間が生まれています。
ただまだ本町など超都心部に潤いと安らぎの空間がほぼ無い。これをどう解消するか。
御堂筋全面公園化構想はあるもののこれはなかなか実現は難しく、課題解決にはかなりの時間を要しそうではあります。
大阪は日々新たなり
しかし時間が掛かろうとも問題を解決していくのもまた大阪であります。
どんなに時間が掛かっても大阪の超都心部に潤いと安らぎの空間が出来ると私は確信しています。