大阪駅前1号線整備事業および大阪駅前地下道改良事業は、大阪駅南側の都市計画道路大阪駅前1号線の再整備と、その地下に伸びる東西地下道の拡幅改良工事です。阪神電鉄は現在、グループ会社である阪急電鉄とともに、阪神百貨店梅田本店が入居する大阪神ビルディングと、それに隣接する新阪急ビルを一体化して建て替える「梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)」の建設を進めていますが、大阪市営地下鉄の梅田駅と西梅田駅を結ぶ東西地下道(都市計画道路大阪駅前1号線、延長約220m)を現在の幅約8mから約15mに広げる拡幅整備も合わせておこなわれています。
【過去記事】
→大阪駅前1号線整備事業および大阪駅前地下道改良事業の状況 17.12
→大阪駅前1号線整備事業および大阪駅前地下道改良事業の状況 17.09
→大阪駅前1号線整備事業および大阪駅前地下道改良事業の状況 17.06
→大阪駅前1号線整備事業および大阪駅前地下道改良事業の状況 17.03
→大阪駅前1号線整備事業および大阪駅前地下道改良事業の状況 17.01
→大阪駅前1号線整備事業および大阪駅前地下道改良事業の状況 16.07
→大阪駅前1号線整備事業および大阪駅前地下道改良事業の状況 16.06
→大阪駅前1号線整備事業および大阪駅前地下道改良事業の状況 15.11
大阪駅前地下道の整備範囲はこちらです。かつて、全国の土産物店が並び「アリバイ通り」の異名があった東西通路が現在の約2倍に拡幅される他、御堂筋線梅田駅や阪神梅田駅、阪急百貨店などが隣接する、梅田の地下の「ヘソ」とも言える東広場付近も全面的に改修される事になります。
【出典元】
→梅田駅の改良工事を実施(3月3日着手)します ~お客さまに、より快適で、安心してご利用いただけるよう、 ホームの拡幅、可動式ホーム柵の整備、バリアフリー化を行います~
今回の地下通路の拡幅工事は、阪神電車の梅田駅改良工事と密接な関係があります。上の図は阪神電車のニュースリリースからの引用ですが、現在の地下道を拡幅するのではなく、北側に新しい地下道を建設し通路を移設すると言った方が解りやすいと思います。
現地の様子です。前回の撮影が2017年12月だったので約2ヶ月振りの取材です。
工区は大雑把に3工区に分かれています。写真奥前から「西工区、中央工区、西工区」の仮称でご紹介して行きます。工区名ば記事の便宜上、僕が付けた仮称で、正式な名称ではありません。
西工区の様子です。ハービスENT側の工区ですが、掘削工事が行われていました。
中央工区の様子です。地上から大型什器の姿が無くなりました。本格的に地下構造物の構築が始まった様ですね。
一番工事が進んでいる東工区の様子です。
撮影ポイントを変えて、東工区をスカイウォークから見た様子です。
最後は阪神百貨店側から見た、全体の様子です。大阪駅前1号線整備事業および大阪駅前地下道改良事業とセットで工事が行われている、阪神梅田駅の改良工事の工期は2015年3月3日~2022年度末(予定)となっています。大阪駅南側は、まだ暫く雑然とした状態が続く事になります。
東側JR橋の前の換気口?の屋根部分が緑化されてました!
新設地下道と高層の新ビル(^^♪ 楽しみでしかたありません。
ずっと工事をしてますね
地下の工事って大変なんですね
超高層が余裕で上棟しそう
工事中が雑然とした状態になるのは仕方ないですが、G20の頃にはもう少し落ち着いた状態になってほしいですね…