
阪和線・羽衣線は2018年3月17日のダイヤ改正から全ての快速・ 普通列車が 223・225系の3ドア車に統一されます。103系は既に阪和線、環状線から引退済み、大和路線の103系6連も201系に置き換え済みで、環状線周辺の103系はいつの間にか姿を消してしまいました。そして、阪和線の鳳駅から東羽衣駅を結ぶ「羽衣線」に残る103系も17日のダイヤ改正で223・225系4連に置き換えられる事になりました。

引退間近となった羽衣線の103系。ベンチレーター付きのワンマン仕様で3両編成です。

側面行き先表示器の様子です。

車内の様子です。戸袋窓は埋められていますが、原型車に近い車内は貴重な存在です。

この羽衣線の103系。引退を目前に「粋な演出」が行われていました。

なんと、車内の吊り広告が全て「JR社員の方々が撮影された写真」となっていました!なんとも、愛情を感じる演出ではありませんか!

天井付近の様子です。確かに通常の広告は一枚も無く、大判プリントをラミネート加工した写真が掲示されていました。

掲示されていた写真の一部をご紹介。

吊り広告の留め具にも歴史を感じました。

そして。103系3連から223・225系4連に編成長が伸びる為、鳳駅と東羽衣駅では、ホームの延伸工事が行われました。

東羽衣駅の延伸部分の様子です。

ダイヤ改正は3月17日(土)からなので、この土日が羽衣線103系を撮影出来る最後の週末となります。阪和線系統は快速・普通・支線系統を含め、全ての車両が223・225系で統一され、運用効率の効率化が図られる事になります。

