六甲ライナー3000形は、六甲アイランドの南端に位置するマリンパーク駅までを結ぶ全長4.5kmの新交通システム「六甲アインランド線」に導入された新型車両です。2018年08月31日から営業運転を開始しました。新型3000形は、開業時に導入した1000形車両の老朽取替として2023年度までに4両編成11本、合計44両が導入されます。耐久性に優れたアルミ合金製構体を採用し、車内はクロスシートとロングシートを組み合わせた座席配置となっています。
※車両紹介の2回目は車内編(インテリア)。六甲ライナー3000形系の斬新なインテリアデザインをご紹介して行きます。六甲ライナー新型車両3000形(外観編)|Re-urbanization -再都市化- https://t.co/M4tzaHKKxd
— ロング@再都市化 (@saitoshika_west) September 7, 2018
こちらが六甲ライナー3000形の車内の様子です。先代1000形と同じく、車両端はクロスシート、他はロングシートの配置となっています。全体的にウォームな色彩で、木目調の素材床材とあわせてカフェのような居心地の良い空間となっています。
ロングシートの様子です。独立した5人掛けで座り心地も中々良いです。最近の鉄道車両では一般的な装備になった大型の仕切り袖は未設置でスタンションポールのみとなっています。
背もたれはOAチェアのような感じになっています。これは背もたれよりも大型化された窓に対応する造りですね。
優先席の様子です。シートモケット色がオレンジになっています。
こちらは車両の前後に設けられているBOX席の様子です。
こちら独立したシートとなっており、座り心地は良好です。
BOX席エリアを見通した様子です。全面展望を楽しむZONEとなっています。
床面の様子です。木目調の床面が斬新です。
乗降ドアー付近の様子です。
ドアの鴨居部分には、コイト電工の横長の車内案内表示装置「パッとビジョン」が採用されています。19.2型の横長タイプのLCD表示器で、既存の3色LEDタイプの車内表示器をこの機械に置き換える事が可能なモデルです。
案内画面はこんな感じです。
天井付近の様子です。ドアーの上部には円形の握り棒が、ロングシート部分にはつり革が設置されています。照明器具はLEDですが、阪急1000系のようなモジュール形のLED照明で蛍光灯グローブに似せた演出がなされています。また、木目調のウォームなインテリアカラーに合わせて、色温度も高めの設定になっています。
さらにシャープのプラズマクラスターも設置されていました。御堂筋線30000系の4次車以降に採用されたタイプと同様です。
車両の連結部分の様子です。
最後はもう一度、六甲ライナー3000形の車内を見通した様子です。今回、新型車両の車内をじっくり見て回りましたが、この10年ほどでデザイン的なブレークスルーを感じます。おそらく車内で使える素材が進化し、デザイン面での自由度が上がってきた事などが要因にあると思います。
木目調の車内床は、JR九州でもよく見受けられますね。傷は問題ないと思います。
木目調の床はすごくお洒落でかっこうがいいけど、傷とか大丈夫かなぁ、とちょっと心配。
>>匿名
「猜疑は」は単純に「最後は」の打ち間違いでしょ
車内も、これまたいい感じじゃありませんか(^_^)
機会があれば一回は乗りに行こうかなと思いました。
あの、ずっと言おうと思ってたんですけど「隔世の感」と間違ってません?
正直見てるほうが恥ずかしいので出来れば遡って修正してほしいのですが…
もしわざとだったのならすみません。
最後のコメント部分は、「何を疑っているんだろう?」と思ってしまいました