近鉄22600系電車-Ace（エース）

 

近鉄22600系電車は、近鉄の標準軌仕様の最新型の汎用特急形車両です。初期車の製造から17年が経過した22000系を全面改良して開発されました。システムをはじめインテリアデザインは、21020系「アーバンライナーnext」をベースにしており、同系の仕様をほぼ踏襲しています。そのうえで、分煙化対策のさらなる強化や座席の改良、ACコンセントの各座席への設置など、時代のニーズに適合するよう改良が図られました。鉄道友の会が制定する2010年度ローレル賞を受賞。

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正面行先表示器はフルカラーLEDとなっています。小ぶりながら視認性は高いです。

側面行先表示器は3色LED。日本語と英語を交互に表示します。

 

乗降扉は外側スライド方式のプラグドアを採用しています。写真右側には22600系の車両愛称であるAce（エース）のロゴマークが配されています。ちなみに先代22000系の愛称は大文字でACE（エー・シー・イー）。

 

 

 



出入り台付近の様子です。旧世代の車両に比べると広々としています。

車両限界をいっぱいに使った無駄のない配置、コンパクトながら機能的にまとめられた座席がズラリと並ぶ客室は、シンプルな中にも高級感と快適性を感じさせるスマートなデザインに仕上がっています。

改良型ゆりかご式リクライニングシートの様子です。小ぶりですが座り心地はかなり良くなりました。

真横から座席を見た様子です。この座席からは、航空機にも通じる機能美の様なモノを感じます。

座席背面にの様子です。大型のテーブルに網ポケットが配置されています。また跳ね上げ式のフットレストもあり、一般車両ながら中々豪華な装備が奢られてます。シートピッチは1,050mm。

座席肘掛けには小型のコービーテーブルも装備されていました。この薄手の肘掛けに収納している所は結構驚きです。

座席背面にはコンセントもあります。これは便利ですね～。

天井付近の様子です。天井全体が淡く発行する間接照明となっています。また荷物棚下にも間接照明があります。

各座席の上には風量が調節出来るエアコンのスポット吹き出しまであります。凄いですね。

妻面の様子です。車内案内装置は大型の3色LEDタイプ。

こちらはデッキに設けられた喫煙室の様子です。相当大きくてビックリです。

喫煙室内部はこんな感じです。ノンスモーカーの僕にはキツかったので、早々に退散・・・。

最新型22600系電車は、1960年代に登場した12200系とも連結出来てしまいます。これは驚くべきことです。車両サイズの違いやデザインは、新旧車両の時代の流れを如実に物語っていますね。