225系はJR西日本の次世代型近郊型電車です。225系は初回製造分としてJR京都、神戸線向けの0番台110両と阪和、紀州路線向け5000番台116両、合計226両が投入されます。投資額は約300億円。今回、新快速向けの0番代は運用範囲が広大過ぎて捕まえるのが非常に難しいとの情報を得ていたので、キャッチしやすそうな関空快速向けの5000番台を天王寺駅で狙いました。すると直ぐに225系が入線してきました!!
側面の様子です。223系とは窓割が大きく異なっており、ドア間が1+3+1となりました。また工作レベルが一段と進化しており、凹凸が少なく非常になめらかな印象。ツルンツルンです。
パンタグラフはシングルアーム方式になりました。JR西日本の通勤、近郊型としては初めての採用です。
続いて客室内の様子です。今回ご紹介するのは阪和線向けの5000番台なので座席配置が2+1となっています。225系は223系からモケットのデザインが大きく変わり、この5000番台はサンダーバードに使われている683系4000番台にソックリです。また、つり革や手すりが大型化され、緊急時の視認性を高める為オレンジ色になりました。数も増やされ、223系電車の80個から124個になりました。
着席するとこんか感じに見えます。223系も良かったですが、225系は明らかに1世代進んだた印象を受けました。デザインのブレークスルーは確実に在るようですね。あと、ドア周りの警戒色が目を引きました。
225系には321系で導入された車内旅客案内装置「WESTビジョン」が枕木方向に取り付けられています。この取付位置ですが、クロスシートの近郊型に最適だと思いました。あと荷棚の側面がツヤツヤした仕上げになってる事に気づきました。
225系の液晶ディスプレイの設置箇所は通勤型4ドア車の321系と異なり、ドア間2箇所、車端部2箇所の合計4箇所に19インチスクエア型液晶モニタが12面設置されています。近郊型3ドア車に最適化されてます。
今回初めて乗車した225系5000番代。出発時のショックが非常に少なく加速時のカクカク感もほとんど感じませんでした。走行中も非常に静かで高速域加速感も良く、素晴らしい乗り心地です。最初に発表されたイメージパースを見た時は、あまりのかっこ悪さに気絶しそうになりましたが、実車は結構かっこ良く仕上がっていて安心しました。









