野村不動産、旭化成不動産レジデンス、NTT都市開発、長谷工コーポレーションは、2019年3月6日に「名古屋駅と栄の中間に位置する伏見・錦二丁目エリアで計画している『錦二丁目7番第一種市街地再開発事業』を着工した」と発表しました。
【出典元】→「名古屋・錦二丁目7番第一種市街地再開発事業」 着工のお知らせ
当地区が位置する錦二丁目地区は、かつて日本三大繊維問屋街に数えられるほどの発展を遂げましたが、 産業・流通構造の変化等により、現在は空きビルや駐車場が増加し、まちの空洞化が進んでいます。 まちの将来像として、地元主体で『これからの錦二丁目長者町まちづくり構想2011~2030』が策定され、これまでのまちの機能に、居住機能等の新たな機能が付加され融合することによる、複合市街地としての まちづくりの展開が期待されています。
名古屋・錦二丁目7番第一種市街地再開発事業は、『まちづくり構想』の実現に向け、錦二丁目地区の再生・活性化をめざすリーディングプロジェクトの位置づけられています。
【スペック】
計画名称:錦二丁目 7 番第一種市街地再開発事業
所在地:愛知県名古屋市中区錦二丁目 7 番地内
階数:地上 30 階、地下1階
高さ:111m
構造:鉄筋コンクリート造
杭・基礎 :
主用途:共同住宅(分譲)
総戸数:360戸
敷地面積:約 3,720 ㎡
建築面積:約 2,390 ㎡
延床面積:約 45,050 ㎡(容積対象延べ面積:約 31,930 ㎡)
建築主:野村不動産、旭化成不動産レジデンス、NTT都市開発、長谷工コーポレーション
設計者:日本設計
施工者:長谷工コーポレーション
着工:2019年03月
竣工:2021年12月(予定)
1:多様な交流を促進する都市機能の導入
『まちづくり構想』に掲げられた土地利用転換によ都心居住の促進を図り、それを支える生活 サービス機能の導入する。あいちトリエン ナーレ、ゑびす祭り等のレガシーを継承し、錦二丁目地区の賑わいを持続的に展開するためのエリアマネジ メント活動拠点を整備する。
2:快適な歩行者空間の創出と回遊性の向上
人々の交流の場となっていた「会所」や「路地空間」を再生・創出し、低層部の連続的な賑わいと 交流、回遊性を向上させせる。
3:環境負荷の低減
環境負荷の低減に資する取組みや緑豊かな都市 空間の創出により、低炭素モデル地区事業に寄与 する空間づくりを行う。
4:防災性が高く安全で安心な市街地環境の形成
帰宅困難者のための一時避難スペースや防災備蓄 倉庫等の防災支援機能を確保することにより、地域 防災力の強化に寄与する。