名古屋市は、久屋大通の再生に向け、久屋大通公園(北エリア・テレビ塔エリア)整備運営事業の事業者を公募し、三井不動産を代表とする企業グループを選定しました。市は、久屋大通公園の北エリア・テレビ塔エリアの再生策として、都市公園法第5条の3の規定に基づくPark-PFIを導入。公園を含む久屋大通を中心に、北エリア・テレビ塔エリア・南エリアの三地区あわせて約5万㎡に及ぶ公園の再整備が行われます。
事業は歩道整備や飲食・物販などの収益施設、園路や広場などの公園施設を再整備するもので、現在は、北エリアとテレビ塔エリアの整備が先行して進められています。工事は2019年1月に着手し、2020年夏頃から順次供用開始、全事業終了は2038年を予定しています。
【出展元】→久屋大通公園(北エリア・テレビ塔エリア)整備運営事業提案の選定結果
→栄バスターミナル(噴水南のりば)跡地暫定活用事業提案の選定結果
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三井不動産を中心とする企業グループの提案内容は、五つの広場計1万㎡とテラスを設け、飲食店が入る施設を建設。テレビ塔を公園の大きなシンボルとし、テレビ塔が映り込むように南北に水盤を設置。水盤は冬にスケートリンクになります。地下街があるゲートスクエアはエスカレーターを設置して地下と公園とのアクセスを容易にするほか、木々が茂る北エリアにはスポーツイベントも可能な芝生の広場も整備。公園を「名古屋のサスティナブルな発展を底支えするインフラ」に再生するというのがコンセプトとなっています。
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ゲートスクエアの様子です。オープンエアの地下空間「サンクンガーデン」が設けられ、地下街から人々を再整備エリアに送り込みます。
2020年3月の様子
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現地の様子です。前回の撮影が2020年2月だったので、約1ヶ月振りの取材です。
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約1ヶ月振りの取材ですが、建物がかなり出来上がってきました!
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建物の外観はこんな感じです。
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ゲートスクエアを見通した様子です。大繁華街『栄』に隣接する場所に誕生する「新しい憩いのスペース」は相当な人気スポットになると思います。
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最後は南側から見た様子です。施設がオープンすると写真の中央に水盤が設けられ、『逆さテレビ塔』が拝める様になります。
クルマ通勤が多く、夜が早い、歩かない。
東京大好き、ブランド大好き。
名駅地区は単にオフィスの集積と、駅直結の高島屋で繁栄してきただけなので、街の拡がりとか回遊性を考えるならば栄地区のポテンシャルを上げるべき。
この取組みが名古屋の文化を変えるかも知れない。