阪急電鉄が2012年5月10日に発表したニュースリリースによると、旧阪急梅田駅から移転後、約40年が経過した現阪急梅田駅の大規模なリニューアル工事を実施するとの事です。今回のリニューアル計画では「劇場空間 阪急スタイル」を空間コンセプトとし、今ある空間の良さ、ポテンシャルを活かしながら「華やかさ、エレガントさをより追求し、阪急らしさをイメージさせる利用しやすい駅空間(=劇場空間)を創出する」との事です。画像はBIGMAN前広場の完成イメージですが、まるで大劇場のエントランスの様な壮麗な空間に生まれ変わる様です。
※福島区民さんから情報を頂きました。ありがとうございました<(_ _)>
照明デザインコンセプトは、落ち着いた温かみのある光、空間の緩急にあわせたストーリーのある光。環境に配慮してリニューアル範囲の全てにLED 照明を採用、省エネルギー化を進めるとともに、全体的に明るすぎず、温かみのあるランプの色で統一感が演出されています。今回のリニューアル工事のデザインは、建て替え工事が進む阪急百貨店梅田本店とイメージが統一されており、駅コンコースは百貨店の店内の様な上品さです。
ムービングウォークの北端から3階コンコースにつながるエスカレータ付近の様子です。完成イメージ図には4連のエスカレータが描かれています。
ついに大規模リニューアルが行われる事になった阪急梅田駅。再開発が進む梅田エリアの「顔」にふさわしい美しい駅に生まれ変わる事になりそうなので、非常に楽しみです。近年、大阪ステーションシティ開業に伴いJR大阪駅側が盛り上がってきた感がありましたが、阪急百貨店梅田本店のグランドオープンや阪急グランドビルのリニューアルに続き、阪急梅田駅も大規模リニューアルが実施される事になり、ついに王者阪急の逆襲が始まった感じです。JR側と合わせて梅田全体が1世代新しく生まれ変わる事になりそうですね。




