阪神電気鉄道は2015年2月12日に発表したニュースリリースで、来月3月3日から、阪神梅田駅の改良工事に着手すると発表しました。阪神電鉄と阪急電鉄は、大阪神ビルディング(阪神百貨店梅田本店)の建替工事などを含む「梅田1丁目1番地計画」のプロジェクトを進めており、阪神梅田駅北側の地下1階では、東西地下道の拡幅整備に着手しています。これを受けて阪神梅田駅でも大規模な改良工事が行われる事になり、駅の空間を拡大してホームの幅を広げるほか、可動式ホーム柵(ホームドア)などが整備される事になりました。
【出典元】
→大阪梅田駅 新2番線の供用を開始します ~2023年1月28日(土)始発から~
→大阪梅田駅 新1番線の供用を開始します
→阪神電鉄ニュースリリース>梅田駅の改良工事を実施(3月3日着手)します
(1)駅空間の拡大及びホームの拡幅・延伸
・駅空間の拡大 現在の駅空間を北側(1番線ホーム側)に拡大させます。 具体的には、駅北側に、上下2層の地下構造物を構築し、下層部を駅施設として整備し、 駅空間を拡大します。 (注)上層部は、東西地下道の拡幅部分となります。
・ 配線変更及びホームの拡幅 ①の駅施設の拡幅部に新たに線路を敷設するとともに、3番線を廃止してホーム2面を 拡幅します。
・ 4番線ホームの延伸(6両編成対応) 4番線を東に延伸し、同線を6両編成の車両に対応できるようにします。
(2)可動式ホーム柵の設置 ホームに、可動式ホーム柵を設置します。
(3)昇降設備の整備(バリアフリー化) 西改札口側にエレベーター及びエスカレーターを新設します。
(4)その他 東・西両改札口の駅務室等の配置変更を行うとともに、駅施設の美装化を行います。 2 工期 2015年3月3日~2022年度末(予定)
今回の改良工事では駅の北側に上下2層の地下構造物を新たに構築し、上層部を地下道、下層部を駅施設とし、駅空間が拡大されます。これにより駅構内の線路配線も変更され、拡大した部分に線路を新たに敷設する一方、現在の3番線が廃止されます。線路の数は現在と同じで4線ですが、ホームの数は今より1面減り、4面4線となり、その代わりにホーム幅が大幅にひろげられます。また、4番線ホーム、6両編成列車の停車に対応できるように延伸されます。
この他にも可動式ホーム柵(ホームドア)を整備。西改札口側にはエレベーターとエスカレーターを新設し、バリアフリー化が図られます。工期は2015年3月3日から2022年度末までを予定しています 2024年春頃完成予定に変更されました。
最終形はこんな漢字で、工事は終盤戦を迎えています。
完成予想パース
現地に掲示されていた完成予想パースを撮影しました。完成後の様子がかなり詳しく描かれています。現在の3番線が廃止されホーム幅がメチャクチャ広くなる事が解ります。
1番線のホーム幅も倍以上に拡大され、ゆとりのある駅空間になりそうです。
2024年2月の様子
現地の予定です。前回の取材が2023年3月だったので、約11ヶ月振りの撮影です。
東改札側の改札外コンコースの様子です。以前の姿が思い出せないほど、垢抜けた印象になりました!
改札口側を見た様子です。
改札内から見た様子です。
改札内の工事が進み、こちらも以前の様子が思い出せないほど変貌していました!
旧2番線跡の様子です。2番線は写真右側に移設され、線路だった箇所がホーム化されました。線路だった記憶を留めるため、枕木をイメージしたデザインとなっています。
反対側、西側から見通した様子です。メチャクチャ広くなりました。
少し斜めで見通した様子です。ホームドアも設置され、近代的な装いになりました。
各ホームに設置されたホームドアの様子です。
一番南側にあった旧:降車ホームの様子です。壁面の美装化が進んでいます。
こちらは西口コンコースにつながる階段の様子です。
階段を上がった、改札内コンコースの様子です。写真奥は百貨店口です。
西口改札内コンコースの様子です。
西口改札口の様子です。
最後は駅名標と西口改札口の様子です。
2023年3月の様子
現地の様子です。前回の撮影が2021年11月だったので、約1年5ヶ月振りの取材です。
こちらはメインとなる東改札口付近ですが、美装化工事がメチャクチャ進んでいました。
工事の進み具合を乗り場ごとに見て行きましょう!こちらは3・4番ホームの様子です。こちらはまだ美装化工事に着手しておらず、次の工程でリニューアル工事に着手する予定です。
こちらは閉鎖された旧2番ホームの様子です。仮囲いで覆われており、内部で改良・美装化工事が行われています。
こちらは改良・美装化工事が完了した1・2番ホームの様子です。
1・2番ホームを東口側から見通した様子です。同じ駅とは思えないほどの変貌振りです。
西開札側から見通した様子です。
ホームドアが設置された新2番線の様子です。
ホーム西端付近から見通した様子です。メチャクチャ広々としています。
新2番線側のホードアの様子です。
さらに西開札に向けて移動して行きます。
エスカレーターで地下1階に移動します。壁面が木目調で駅らしからぬ雰囲気があります。
西改札口の改札内コンコースの様子です。床材などの高級感が凄いです。ハーフワイド液晶の発車票が見やすいですね。
最後は西改札コンコースを見通した様子です。
2021年11月の様子
現地の様子です。前回の撮影が2021年10月だったので、約1ヶ月振りの取材です。2021年10月30日(土)から、 現在の1番線降車ホームの北側に新たに構築された新1番線の供用が始まりました!
早速新1番番線を見に行きましょう!こちらは役目を終えた旧1番線の様子です。
新1番線に繋がる仮設通路の様子です。
仮設通路と新1番線(写真右)の位置関係はこんな感じです。
いよいよ新1番線に向かいます・・。
そして!これが!新たに地下空間に構築された『新1番線』です!もう、メチャクチャ綺麗で驚きました。
ホームを見通した様子です。写真左側には仮設の壁が設けられていますが、完成時には、この柱の左側にもホームが広がります。
尼崎側からホームを見通した様子です。
線路側の壁面の様子です。暖色系のダウンライトが高級感を醸し出しています。
発車票の様子です。LCD(液晶モニタ)が採用されていました。
ホームドアと床面サインの様子です。
ホーム東端にある車止めの様子です。
現2番線に繋がる連絡通路の様子です。
ズームレンズで見通したホームの様子です。今回の記事で一番お気に入りの写真です。
ついに使用が始まった阪神梅田駅新1番線。このホームはリニューアルではなく、完全な新設のホームで、ここを起点に玉突き状に既存ホームの各幅やなど駅施設の抜本的な改良工事が行われます。
2021年10月の様子
現地の様子です。前回の撮影が2021年7月だったので、約3ヶ月振りの取材です。
改札外コンコースを北側から見通した様子です。
南側から見た様子です。
柱の様子です。デジタルサイネージの取り付けが縦設置される・・・と思っていましたが、装飾用のアイアンワークが取り付けられていました。
案内サインとアイアンワークの様子です。
ホーム側の様子です。2021年10月30日(土)始発から、写真右側に新1番線が開設されます。
最後は新装成った、阪神百貨店地下2階入口の様子です。
2021年7月の様子
現地の様子です。前回の撮影が2020年11月だったので、約8ヶ月振りの取材です。
阪神百貨店との接続箇所の様子です。
改札外コンコースにオープンした「アズナス」の様子です。これから「ローソン」業態に変わるので貴重な写真になりそうです。
さらに改札内の様子を見て行きます。
リニューアル工事に伴いむき出しになった天井がサイバーです。
現1番線の様子です。写真右側の仮囲いの向こう側では新しい駅空間が構築されています。
ホーム全体を見た様子です。
最後は廃止される予定の現3番線の様子です。リニューアル後は線路が埋められ2つのホームを一体化させ、広々とした乗り場が出現します。
2020年11月の様子
現地の様子です。非常に長い間工事が行われていますが、少しづつ変化が出来てました。
メインエントランスと言える東口改札付近の様子ですが、新しい案内サインが取り付けられていました!
反対側から見た様子です。
案内サインはエスカレーター・階段を「コの字型」に取り囲む様に配置されています。
改札外コンコースの様子です。天井、柱、床面の美装化がかなり進んでいます。
改札外コンコースを見通した様子です。なんとなく和風な印象を受けました。
改札口付近の様子です。
美装化された柱の様子です。デジタルサイネージが設置されるので、簡易的なパネルが取り付けられています。
定期券売り場の様子です。ガラス張りで透明感があります。
駅長室の様子です。
80インチの4面マルチ?かなり大型のデジタルサイネージが設置されています。
建設中の大阪梅田ツインタワーズ・サウスの入り口付近です。
改良工事が進む阪神の大阪梅田駅。北側にホームを移設して駅施設を抜本的に改良するビッグプロジェクトは、これから工事が佳境に差し掛かります。
美しいですねぇ。阪神のイメージが変わってしまいそうな程の出来になりそうです。
出来れば車両の色もそれに合わせて変わればもっと素晴らしくシックな景観に?
2024年の工事が完了したときは、新1番線の北側にプラットホームが設けられるのですか?
天井の圧迫感は変わらないですよねぇ。。
( ̄_ ̄|||) 閉所恐怖症なので。
駅構内の改良工事完了後のイメージ、初めて見ました。
ゆったり広々とした空間に生まれ変わりますね(^_^)
どんどん明るく綺麗に変化してゆくさまが、見ていてもうれしいです(^_^)
新しい東西地下道ができたら、旧い東西地下道は、阪神百貨店の売り場に改装されるのですか。
本当に長い工期ですね。22年度末完成ということはまだあと2年5カ月、大阪駅南口は今の状態が続くということでしょうか? 大阪市の正面玄関ですから、早くすっきりしてもらいたもんです。
おそらく新1番線は8両編成対応でしょうね。もしそうなら、甲子園球場への観戦客の輸送力がさらに増すことになります。
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http://rail.hanshin.co.jp
(本日3月30日付けニュースリリースから)
~人と地球へのやさしさを追求した新型普通用車両5700系を導入します~普通用車両で20年振りの新型を今夏から導入~
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ホームの形状とかの変更はあるものの阪神百貨店建替えの計画縦覧の所に昔から載っています。
西側のエスカレーターが復活はうれしいですが東側の拡張もお願いしたいものです。
旧0番線計画で1線ふやすより三宮形式のほうが良いです。
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阪神より下に通そうとすると今度は東西線とぶつかるので東西線よりさらに深くしないとダメです
そこまで西梅田を不便にしてまで延伸する価値があると思えず事実上延伸はなくなったも同然でしょう
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この工事が確定ってことは四つ橋線延伸計画はさらに遠のいたっぽい?
てっきり駅ビル工事と同時に大深度地下掘って駅移して更に拡張性持たせると思ってましたw