京浜急行電鉄とヒューリックは、2021年5月12日付けのニュースリリースで、2020年に閉館した旧城ヶ島京急ホテル跡地に、温泉旅館「ふふ城ヶ島(仮称)」を開発し2024年度の開業の目標に向け基本協定を締結しましたと発表しました。
旧城ヶ島京急ホテルは、京急グループの三崎観光が神奈川県三浦市の城ヶ島で2020年まで運営していた施設で、新型コロナウイルスの影響で同年4月から休館し、そのまま営業終了が決まりました。
ヒューリックは「ふふ熱海」「ふふ河口湖」をはじめとする高級温泉旅館「ふふ」シリーズや、東京都内や京都などの日本を代表する観光地に展開する「ザ・ゲートホテルby HULIC」シリーズなど、ハイクラスのお客さまへ向けた観光事業に積極的に取り組んでいます。今回の事業は、京急が持つ三浦エリアでの事業ノウハウとヒューリックの持つ高級温泉旅館事業のノウハウをあわせ、三浦エリアの観光拠点の一つとして、城ヶ島の美しい自然の強みを最大限に活かした高級温泉旅館の実現を目指す方針です。
【出展元】
→「ふふ城ヶ島」(仮称)の開業に向け 京急電鉄とヒューリックが基本協定を締結
→城ヶ島京急ホテルの営業終了に関するお知らせ
「ふふ城ヶ島(仮称)」が立地する三浦市は、東京の都心部から1時間圏内の良好なアクセスと、豊かな自然環境や食材が魅力とされ、多くの観光客が訪れています。計画地がある城ヶ島地区は、2013年に発行された「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で2つ星を獲得し、その雄大な自然や美しい風景は観光地として評価を受けています。また、2012年には神奈川県「新たな観光の核づくり事業」に認定されました。