ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)は、新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言解除後初めての週末を迎え、2021年6月26日(土)から、土日祝日の営業を約2カ月ぶりに再開しました!!
入場者数は平日と同じ1日当たり5千人に制限し、 営業時間は6月中が午前9時から午後6時まで、7月中は午前9時から午後7時までとなっています。USJ最大の追加投資を行ってオープンしたスーパー・ニンテンドー・ワールド(通称:マリオ・エリア)は、オープン時期が遅れた上にコロナ禍の影響でパークの営業が休止されるなど、とにかく不運な船出となりました。
今後、ワクチン接種キャンペーンが進む事でコロナ禍も徐々に沈静化して行くと予想されますが、そうなればマリオ・エリアも本来の集客パワーを発揮して、USJに賑わいを運んでくれるのではないでしょうか。
今回は、週末営業を再開したUSJを応援する意味もあって、曇り空の中、パークを訪れてみました!
マリオ・エリア入場整理券の発券場所はこちら!
USJに新しく登場した「スーパー・ニンテンドー・ワールド」(通称マリオエリア)は、新型コロナ対策の為の混雑を防止する為に当面はエリアに入場できる人数を制限しています。マリオ・エリアに入場する為には、パークの入場チケットとは別に『入場整理券』が必要になります。入場整理券は、以下の3種類があります。なお、空いている日には整理券無しで入れる事があります。
1:マリオエリア内のアトラクションを含むエクスプレスパスを購入する、または宿泊プランを利用したパートナーホテル宿泊者が取得できる『入場確約券』
2:当日パークがオープンしてからUSJ公式アプリ、またはパーク内の整理券発券所で取得できる『入場整理券』
3:整理券の発行が終了したあとに発行される『入場抽選券』
今回は、一番オーソドックスな入場方法『入場整理券』でマリオ・エリアに入りました。公式アプリに年パスなど有効な入場券のQRを読ませると発券できますが、アプリはGPSでユーザーの位置を見ておりパーク内に入ってから登録可能になります。(多少誤差があるので手前のユニバーサルシティでもできるかも)
今回は、アプリで登録しようとすると、何故か『有効なチケットを読み込ませて下さい』というエラーが出て登録できなかったので、現地の発券所で整理券をゲットしました。発券場所は上のGoogleマップのピンを参考にして下さい。一番解りやすいと思います。
整理券発券機の様子です。年パスなどの入場チケットのQRを読み込ませて『1グループ1枚』の整理券を発行します。再発行不可なので絶対に無くないで下さい!
発行された整理券はこちら!券売機に入場可能時刻が複数表示されるので希望時間帯を選択し発券します。マリオ・エリアの入場手前で整理券の有無をチェックされます。
マリオ・エリアにLet’s Go!
なんとか入場整理券をゲットできたので、いざマリオ・エリアに向かいます!場所はウォーターワールドの入口の側。広々とした緩い坂道を昇って行きます。
通路には土管や矢印、はてなブロックが置かれており、はやくもマリオっぽい雰囲気が!流れるBGMやSEもソレっぽい感じです。
そして!ここが!!スーパー・ニンテンドー・ワールドの入口です!!!
多くの人が「マリオすごいね!」「マリオや!」と言ってるので「マリオ・エリア」が通称になってる事が伺えます。
入口横には「スーパー・ニンテンドー・ワールド」のロゴと3つの土管があり撮影スポットになっていました!
順番待ちの列があり、一組後ろの人が前の人を撮影するローカル・ルールが自然発生的に出来ていました(笑)
スーパー・ニンテンドー・ワールドをさらに楽しめる別売のパワーアップバンドがワゴンで売っていました。3200円×人数分の追銭はキツイので今回は止めときました(笑)
そして!ここが!!スーパー・ニンテンドー・ワールドの入口です!!!
すでにスーパーマリオのBGMが脳内で自動再生されている・・
土管の中をくぐり抜けると・・
おおお!?何じゃこりゃ!?
スーパーファミコンの中が現実に現れました!!
はは・・これはヤバイ。質感や作り込みがハンパではありません。空想世界が嘘くさくならない様に微妙にリアル側に寄せた造りが凄い。
「おもちゃ箱をヒックリ返した様な光景」という比喩表現がここまで似合う場所はそう無いと思います。
青空の日に見ると、さらに凄いと思います。
ドッスンやクリボー、コインが動きまくっています。
クッパ城の様子です。完全再現といった所でしょうか・・・。
マリオカート ~クッパの挑戦状~ を楽しむコツ!
そして!ここが!!マリオ・エリアの目玉となる「マリオカート」の入口です!!!
この日はガラガラでビックリしました。こんな空いている写真は、今後は滅多に撮れなさそうです。
等身大のクッパ像!!リアルで迫力があります。
マリオカートおなじみのトロフィー。クッパからの挑戦状もありました!
待機令を収容する順番待ちエリアの作り込みも凄いです。
いよいよライドへの登場口が近づいてきました・・・!
出展:ユニバーサル・スタジオ・ジャパン
ライドアトラクションには、マリオの帽子を先に被ってからライドに乗り込み、そこに設置されている「ARゴーグル」を帽子にセットして、アトラクションを楽しみます。このARゴーグルが「ヘッドアップディスプレイ」になっており、ゲームのキャラクターが映し出されます。つまり、帽子を上手に被ってARゴーグルを最適な位置にセットしないと、アトラクションの面白さが半減してしまいます。ここは、(普段なら)長時間ならんでアトラクションに参加する事になるので、非常に重要なポイントとなります。
出展:ユニバーサル・スタジオ・ジャパン
マリオ・エリアは、ARやプロジェクションマッピングによってキャラクターたちが映し出されるアトラクションで、ハリーポッターやミニオンのライドアトラクションに比べると没入感は今ひとつでした。手荷物を足下に置きっぱなしにして乗車できるので、他のアトラクションに比べると激しい動きはありません。コンセプトがゲームの世界に入りこむ・・といった感じなので、その視点でみると出来は良いと思います。
ARゴーグルのセッティングが良ければ、もっと印象が変わるかも・・・!駆け足でご紹介したスーパー・ニンテンドー・ワールド(マリオ・エリア)の様子。エリアは予想外に狭く、メインとなるライドアトラクションは「マリオカート」の1つで「ヨッシー」のライドはお子様向けのお散歩ライドでした。やはり、噂されているドンキーコングエリアの追加を持って完全体になるのでは。今回、初めて体験したマリオ・エリアはそんな印象を持ちました。あ、パワーアップバンドを買っていれば、もっと面白かったもしれません。
Here we go!
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの『スーパー・ニンテンドー・ワールド』をエリア拡張
2024年の開業を目指し、「ドンキーコング」をテーマとした新エリアが誕生(任天堂ニュースリリース)
https://www.nintendo.co.jp/corporate/release/2021/210928.html
初見で駆け足だとそんな印象ですよね。
パワーアップバンドは、単にコインを叩く道具ではなく、USJアプリと連携する事で、ゲームの世界をリアルに持ってくる仕掛けとして機能するものです。
私はそれに気がついた時、ちょっと感動してしまいました。考えた人たち、すごいなと。
この世界にハマってしまっているゲーマーも既に多くいると思います。