ヒルトン沖縄宮古島リゾート(左)(2023年6月開業)・キャノピーbyヒルトン沖縄宮古島リゾート(右)
三菱地所・鹿島建設は、両社が事業主となって開発を行う「(仮称)宮古島トゥリバー地区2期ホテル計画」について、2023年8月27日(日)に地鎮祭を執り行い、着工したと発表しました!
『キャノピーbyヒルトン』の計画地は、宮古島の中心市街地や伊良部大橋至近の宮古島・トゥリバー地区。先日グランドオープンしたばかりの「ヒルトン沖縄宮古島リゾート(2023年6月開業)」の隣接地で、新設するホテルもヒルトンが運営を担当。「キャノピーbyヒルトン沖縄宮古島リゾート」(地上12階建て、310室)として2026年春に開業する予定です。
【出典元】→「キャノピーbyヒルトン沖縄宮古島リゾート」2026年春 開業予定
ライフスタイルブランドの『キャノピーbyヒルトン』は、ヒルトンが2014年に立ち上げた比較的新しいブランドで、世界の魅力的な立地で現在約40軒を展開。国内ではキャノピーbyヒルトン大阪梅田に続いて2番目、リゾートとしてはアジア太平洋地域初進出となります。
『キャノピーbyヒルトン』は、身近で親しみやすい地域密着型のホテルで、地域の魅⼒を最⼤限に活かす『その土地を映すホテル』を基本コンセプトとしています。リラックスして充電できる『Neighborhood(ご近所さん)』のような場所であり、顧客志向のシンプルなサービス、快適な空間、地元ならではのこだわりの食や体験、文化を提供するのが特徴のホテルブランドです。この分野ではヒルトンに先駆けてハイアットが『アンダーズ』、インターコンチネンタルが『インディゴ』を展開しています。
「キャノピーbyヒルトン」ブランドでは、施設のハブとなる「キャノピー・セントラル」が設置されます。ここはオールデイダイニング、バー&ラウンジ、イベントスペースを兼ね備えたエリアで、伊良部大橋やサンセットをのぞむ「ルーフトッププール&バー」、シャワールームとロッカーを完備した「トランスファー・ラウンジ」など充実した施設で宿泊者に特別な体験を提供します。
また、ホテル開発に合わせて、地域の方々やホテル宿泊者以外の観光客が広く利用できる「賑わい施設」(地上2階建て、4棟)も計画。宮古島のさらなる魅力発信・向上に貢献する計画となっています。
じっくり施設配置図を見ると、もう1施設建設できそうな土地がありますね・・。宮古島に外資系ホテルが進出する理由
出展:ヒルトン沖縄宮古島リゾート宮古島に外資系ホテルが進出する理由は、宮古島の観光地としての魅力と市場性にあります。美しいビーチ、サンゴ礁、自然景観など、観光資源に恵まれている割に、国際ブランドのホテルが少ない為、メジャーブランドを持ってくればインバウンド(訪日外国人)需要を一気に取り込む事が出来ます。ヒルトンは立て続けに2件のホテルを出店することで、宮古島における高級ホテル市場をリードする存在になりそうです。
また、外資系ホテルの進出は、地域の再開発やブランディングに貢献します。国際的な評価が高く、一定のブランド価値を持つ「ヒルトン」や「ローズウッド」が進出することで、宮古島の国際的な知名度が高まり、さらなる観光客の誘致や、国際的なイベントや会議の開催など、より一層の集客力UPが期待されます。
施設概要
名称:キャノピーbyヒルトン沖縄宮古島リゾート
計画名称:(仮称)宮古島トゥリバー地区2期ホテル計画
所在地:沖縄県宮古島市平良字久貝アゲタ550-7(地番)
交通:宮古空港から車で15分、下地島空港から車で25分
階数:12階建て
高さ:ーーー
主用途:ホテル、キャノピー・セントラル(オールデイダイニング、バー&ラウンジ、イベントスペース)
ルーフトッププール&バー、トランスファー・ラウンジ、スパ、フィットネス、キッズクラブ
客室数:310室
敷地面積:45,943㎡
建築面積:ーーー
延床面積:ホテル棟22,037㎡、賑わい施設棟1,788㎡
容積率対象面積:ーーー
建築主:三菱地所、鹿島建設
設計者:鹿島建設
内装デザイン:HBA
ランドスケープデザイン:ランドスケープデザイン
コンストラクションマネジメント:三菱地所設計
施工者:鹿島・國場・大米特定建設工事共同企業体
着工:2023年9月1日
竣工:2025年中(予定)
開業:2026年春