東京建物、関電不動産開発、パナソニックホームズ、NIPPOは、2022年3月28日付けのニュースリリースで「大阪府営豊中新千里北第2期住宅民活プロジェクト」のうち、用地活用企業として選定を受けたと発表しまいた。同プロジェクトにおいて、総戸数500戸超の大規模マンション分譲事業を推進します。
千里ニュータウンは、高度経済成長期に日本で初めての大規模なニュータウンとして整備されましたが、近年は施設の老朽化、住民の高齢化が進んでおり、良質な住宅への再生が必要となっています。このプロジェクトは、建物の耐震性の不足が認められる府営住宅について、「民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律」(PFI法)に基づき再整備し、同時に創出された活用用地にて良質な住宅ストックの供給や地域のまちづくりへの寄与を図るものです。
【出展元】
→大阪府営豊中新千里北第2期住宅民活プロジェクト 用地活用企業に決定、大規模分譲マンション事業推進
→大阪府営豊中新千里北第2期住宅民活プロジェクト
施行区域面積は約4.1ha。北大阪急行線「千里中央」駅から徒歩約10分で、千里ニュータウン内の立地で、府営住宅の建て替え(施工者:東レ建設、中林建設、大勝建設)を先行して実施し、同建て替え完了後に創出された敷地において、4社による分譲マンション事業、戸建て事業(事業者:パナソニックホームズ)、高齢者福祉施設等(事業者:社会福祉法人みなと寮)を整備します。
敷地面積2.1万㎡超に、北街区・南街区に地上13階、地下1階建てのマンション2棟を建設。北街区の規模は延床面積は3.4万㎡で、総戸数366戸。南街区は2.1万㎡で、総戸数211戸を計画。南街区は2027年6月着工、2029年7月竣工、北街区が28年4月着工、2030年5月末に竣工する予定です。
新しいワークスタイルに対応したフレキシブルな住戸プランや、「おうち時間」を充実させる共用施設などを用意。施設をユニバーサルデザインに配慮した歩道・スロープ等の生活導線で繋ぎ、施設居住者と利用者間の交流を生み、コミュニティを形成図ります。また、府営住宅や福祉施設等の計画と連携し、周辺と調和した統一感ある外観や植栽計画を採用します。
こういう建て替えは、よいと思います。
しかし、千里タウン内の府有地が次々と売却され、小さな戸建住宅が次々と建てられ、立派な街並みがどんどんと破壊されています。
国立循環器病研究センターの跡地にも、住環境を破壊するような宅地が建てられます。
国立循環器病研究センターの跡地は、緑の城壁に戻してほしかったと思います。