滋賀県立芸術劇場 びわ湖ホールは、滋賀県大津市打出浜にあるコンサートホールで、文化発信の拠点を目指して滋賀県が245億円を出資し、1995年から3年をかけて建設されました。びわ湖ホールは、国内有数の四面舞台を備える大ホールをはじめ、3つのホール、情報センターなどで構成されています。
【スペック】
名称:滋賀県立芸術劇場 びわ湖ホール
階数:地上 4階、地下2階
構造:SRC,RC,一部S
客席数:大ホール : 1,848席(4面舞台)、中ホール : 804席、小ホール : 323席
敷地面積:20,000m2
建築面積:14,000m2
延床面積:28,940m2
竣工:1998年3月
この滋賀県立芸術劇場 びわ湖ホールは、初めて完成予想図を見た時に「シドニー・オペラハウスのようなシンボリックなホールが日本にも出来る、これは絶対見てみたい!」と思っていましたが、今回の取材でようやく見る事が出来ました!
反対側から見た、滋賀県立芸術劇場 びわ湖ホールの様子です。外観デザインは、びわ湖のほとりに広がる丘をイメージしており、隣接する都市公園と一体化した設計となっています。近代的なフォルムの中にどこか和風の香りを感じる不思議なデザインだと思いました。滋賀県立芸術劇場 びわ湖ホールの設計は佐藤総合計画が手がけていいます。
ほぼ真横から見た滋賀県立芸術劇場 びわ湖ホールの様子です。2隻並んだモーターボードの様に見えますが、徐々にセットバックさせた形態や柔らかな曲面を持つシルエットは、琵琶湖側から見た時の威圧感・圧迫感を和らげる狙いがあるそうです。
こちらは滋賀県立芸術劇場 びわ湖ホール隣接する、大津湖岸なぎさ公園打出の森。数件のオープンカフェ、レストランが並んでおり琵琶湖を眺めなら寛ぐ事が出来ます。
最後は、かなり引き気味のアングルで、滋賀県立芸術劇場 びわ湖ホールと大津湖岸なぎさ公園をパチリ。穏やかな水辺と美しい湖岸公園が整備されたこの界隈、ホンマにいいところでした。