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JR西日本は、2013年4月17日発のプレスリリースにて、「高槻市および弊社との間で、高槻駅の安全性と快適性の向上を図ることを目的としたホーム改良に関する協定を締結した」と発表しましました。駅改良工事の内容は、ホーム新設工事 ・乗換通路工事 ・支障移転工事となっており、概算事業費は約48億円、2016年春に供用を開始する予定です。
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JR高槻駅の2011年の乗降客数は123,542人/日。これは、JR西日本の中で第10位の利用客数ですが、利用客数が多い割にホーム幅が狭く朝夕のラッシュ時は大変混雑している状況です。今回の改良工事では、ホームの無い1番線(上り外側線の待避線)と8番線 (下り外側線の待避線)を廃止し、その跡地に新快速用のホームを増設し、現在1番・4番のりばを供用いしている快速・新快速を分離させる事で、ダイヤ上のボトルネックの解消と混雑緩和が図られます。
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現地に掲示されていたパネルに描かれていた完成予想パースです。増設ホームの有効長は260m、幅員は4〜6mとなっています。
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現地の様子です。前回の撮影が2014年8月だったので約3ヶ月振りの取材です。久々に現地を訪れてみると、早くも増設ホームの一部が姿を表し始めていました!
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真横から見た増設ホームの様子です。上屋をささえる柱も見て取れます。
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反対側から見た増設ホームの様子です。
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橋上駅舎付近の様子です。この辺りに橋上駅舎から増設ホームに繋がる連絡通路が設けられます。
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橋上駅舎から見た、増設ホームの様子です。ホーム幅はこんな感じで意外に奥行きがあります。
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駅改良工事が本格化したJR高槻駅。先日のJR西日本の発表で、茨木駅に新快速を停車させる計画が明らかになりました。高槻駅の増設ホームが完成するとは混雑は大幅に緩和されそうですが、新快速→普通などのホーム上での緩急接続は出来なくなります。その変わりに新快速を茨木駅に停車させ、緩急接続の機能を移転させる様です。