片町A地区市街地再開発は、金沢市の古くからの商業地である片町にあった商業ビル「ラブロ片町」を建て替える市街地再開発計画です。施行面積はラブロ( 敷地面積約3300㎡)と周辺ビル約10棟、道路部分を含め約6000㎡の規模となります。
新設される商業施設は1~3階を商業床、4~5階をブライダル施設が入居、全て賃貸床となります。5階の一部には、施設を管理する業務エリアを設け、1階には公共空間と してバスを待つ客が利用できる広場が設置されます。建築面積は4200平方メートル、延べ 床面積は1万4千平方メートルで、総工費は50億円前後を想定しています。
片町ラブロは地元百貨店の大和の本店があった所で1986年9月に香林坊アトリオに大和の店舗機能を移転後、専門店を中心とする「ラブロ片町」として開業しました。そんなラブロ片町ですが、近年は建物の老朽化に加え、金沢駅前にフォーラス金沢が開業し、主要なテナントが続々と流出し苦戦を強いられていたそうです。
現地の様子です。久々に訪れてみると計画地にあったビルが綺麗さっぱり無くなっており驚きました。
解体工事が進むラブロ片町。新ビルの開業は新幹線の開通には間に合いませんが、2016年には片町の活性化を担った新しい商業施設が誕生する事になります。