しいのき迎賓館は、長く石川県政の歴史を刻んできた旧石川県庁舎本館をリニューアルして誕生した市の施設です。館内には周辺の総合観光案内所や、レストラン・カフェ、会議室、ギャラリーなどの憩い・交流の空間を備えた複合文化施設となっています。
【過去記事】
→しいのき迎賓館
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→しいのき迎賓館
しいのき迎賓館関連の工事ですが、旧県庁のリノベーションの完成につづいて、敷地西側にあった平面駐車場を地下化した上で芝生広場を整備する2期工事が行われ、見違える様に美しくなりました。
周辺の歩道から見た、地下駐車場付近の様子です。周りに比べて少し高くなっている事が分かります。
地下駐車場の出入口付近の様子です。
芝生広場の一角にあるこの建物が地下駐車場に繋がるエレベーター・階段です。
周囲は電地下も行われました。変電ボックスも和風に演出されています。
しいのき迎賓館からは、こんな小さな水路が。
最後は引き気味のアングルで見た地下駐車場の上に作られた芝生広場の様子です。この計画はとても贅沢で、既存の平面駐車場をわざわざ地下化し芝生公園を拡張、周囲の金沢城や兼六園と一体化を図っています。石川県と金沢市は、双方とも都市格を高め、ブランド力を強化する取り組みをコツコツと続けており、その取り組みは徐々に積み上がっている印象を受けます。金沢は都市のブランド化が金を生み出す事を知っているのだと思います。
それにしても、ここまで徹底的にやるかっ!?と思うほど、見事な公園が整備されました。