ヨドバシ梅田とルクアを接続する歩行者デッキ設置工事は、大阪ステーションシティの2階レベルとヨドバシ梅田の2階を接続する歩行者デッキの設置改良工事です。大阪ステーションシティ・ノースゲートビルディング側とヨドバシ梅田とのアクセス性の悪さは開業当初から問題視されており、しばしば「梅田ダンジョン」の難所の一つに上げられるポイントです。「目の前にヨドバシカメラがあるのに、いつまでいってもたどり着けない」。この状態を一気に解消すべく2階レベルの歩行者デッキで両施設が直結される事になります。
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また、この工事はヨドバシ梅田2期工事と密接に連動しています。ヨドバシ梅田2期は現在の店舗の北側駐車場にホテルと商業施設で構成された複合ビルを建設する計画ですが、それに伴い、現店舗の2階レベル外周に新たに歩行者デッキと店舗入口が整備されます。そのデッキとルクア側のデッキを2階レベルで直結し、両施設の歩行者導線を一気に改善する計画となっています。
計画は順番に進められてゆきます。まず、上の写真にあるノースゲートビルディングのアトリウム広場にある階段とエレーベーターですが、これは実は仮設モノです。そして、歩行者デッキの整備工事開始に伴い、先にこの仮設階段とエレーベーターが閉鎖、撤去される事になりました。

あらためて階段とエレーベーター付近を見てみると、確かに他の施設に比べてチープな造りになっています。

「なんでこの階段にエスカレーターが無いのか?」そんな声を聞いた事がありますが、理由は「仮設階段だから」が正解でした。グランフロント大阪、ノースゲートビルディング、ヨドバシ梅田は2階レベルの歩行者デッキで直結される予定だったからです。

仮設のエレーベーターの様子です。

現地では「27日からは他のルートをお通り下さい」といった旨の案内がされていました。ただ気になるのは、この仮設階段は2017年03月26日までで閉鎖されるのは解りましたが、その代替通路となる歩行者デッキの工事は今から始まる、という所です。歩行者デッキの第1段はルクアの東側、カリヨン広場付近に設置されますが、完成は2017年7月31日(工事終了予定日)となっています。この数カ月間はからにカオスな状態が発生する予感です。




