関西エアポートと南海バスは2017年4月28日から、関西国際空港内を運行する第2旅客ターミナル線(エアロプラザ 第1ターミナル~第2ターミナル) に、2つの車体をつなげた連節バス、メルセデス・ベンツ「シターロ G」を導入しました。一般的なノンステップバスの乗車人数が50名程度なのに対し、連節バスは100名程度と約2倍の輸送力を備えており、第2旅客ターミナル線の利用客数は1日平均約1万人以上とされており、連節バスの導入で待ち時間の短縮、車内混雑の緩和など、利便性や快適性の向上が図られました。
連節バスのレポート、2回目の今回は車内編。メルセデス・ベンツ製の連接バスは一味違う雰囲気で一見の価値ありでした。
バスの座席は車両後方部分に集中しています。運転席のある前方部分は荷物置き場中心で座席がありません。
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車両端の様子です。
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シートの一部は向かい合わせのBOXシートとなっています。片持式のシートは足元広々です。座面が薄くスペース効率が非常に良い。デザインもかっこいいです。
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座り心地に感動しつつ車内を見渡せば、こんな吊り革が!まさに「つり革」。
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壁面には緊急時に窓を割るためのハンマーが設置されていました。
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乗降ドアーの様子です。2枚両開きで内側に開きます。開口部がメチャクチャ広くで一気に乗客をさばく事ができます。
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注目の連節部分の様子です。蛇腹の部分は結構な長さがあります。見通した眺めは、もはや電車ですね・・・。
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連節面のアップです。
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こちらは運転席近くの様子です。車両前方には座席がありません。タイヤハウスの上はの持つ置き場になっています。
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大型のトランクバッグを置く荷物置き場です。
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サイネージモニタは車両前方に2面、連節部に1面、後部座席付近に1面が設置されていました。天井に設置されたモニタは、あまり見かけないアスペクト比ですね。
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関空の第1・第2ターミナルを結ぶ連節バス、メルセデス・ベンツ「シターロ G」が凄い!(外観編)|Re-urbanization -再都市化- https://t.co/Axig1vGI2g
— ロング@再都市化 (@saitoshika_west) September 17, 2018
車内のモニタは運転席後方を除いて運賃表示器兼用です。
これらはデジタルサイネージとしても使用出来ることから、デジタル表示器に代わり近年採用例が増えているもので、デュアルモニタとシングルモニタの2種類が用意されています。
そう、そうなんですよね(^o^) まるで宙に浮いたような座席で、その下がすっきりしているから広々とゆったり感じます。
荷物を置くのにももってこい!
この車内デザインが秀逸なため、もっと普及してほしいなと思いました( ◠‿◠ )
バスの座席の下があんなに空いているのはびっくりですね 荷物が置けそう
日本人はなんでも日本は優れていると思いがちですがハッキリ言ってバスの世界では周回遅れと言えるほど世界の潮流から取り残されています。先進国どころか発展途上国にすら負けている。
車両やバス停、バスを活用したシステムそのものが古色蒼然としている。
東京五倫に向けて国産連節バスを開発中ですが、さてこのベンツのシターロに互していけるものが出来るかどうか。
外観デザインもカッコ良いですけど、車内も負けず劣らず乗ってクオリティの高さですね( ◠‿◠ )!
さすがはメルセデス・ベンツ、日本車メーカーも見習ってほしいなぁと思いました( ・∇・)