日本初開催となる統合型リゾート(IR)に特化した産業見本市[関西]統合型リゾート産業展(1st JAPAN IR EXPO 2019)がインテックス大阪で開催されています。この展示会はIRに特化しておりナショナルクライアントから大阪経済を支える地場企業まで、今後展開する巨大IR産業の核となる企業が一堂に集結し、これから構築される巨大な「IRマーケット」への参入機会をうかがっている国内外の様々なサプライヤーが、様々な分野の製品・サービスを出展しています。
IRオペレーターは圧巻の巨大ブースで自社IR施設をPR
出展:MGM COTAI
IRオペレーターは、シーザーズ、ギャラクシー、ゲンティン・シンガポール 、メルコリゾーツ、MGMリゾーツ 、ラスベガス・サンズ 、ウィン・リゾーツの7社が出展。何れも世界的なIRオペレーターで日本でのIR展開を希望しています。今回の展示会の展示内容は巨大スクリーンで自社のIR施設をPRする内容となっていました。各社のブースは桁違いのお金が掛かっており、IRオペレーターの経済力の凄まじさを垣間見る事ができました。国内大手メーカーはIR関連ソリューションを展示
出展:Panasonic
出展:三菱電機
国内大手メーカーはPanasonic、NEC、富士通、三菱電機、Canonなどが出展していました。Panasonicのブースでは2021年に向けて開発中の完全自動運転の電動移動車両(eモビリティ)、「SPACe_C(スペイシー)」、NECは顔認証ゲートやバイタルセンサーによるメンタル管理等、三菱電機は空中に映像が浮かんで見える「空中ディスプレイ」、富士通は行動パターンから依存症になりやすい、リスクのある利用者を判定するAI、Canonは8k映像によるパブリックビューイングシステムなどを展示していました。各社の展示内容から『IRに関連するソリューション』の姿が少し解った気がしました。様々な産業への波及効果が見込める
出展:ディノアライブ
その他、巨大恐竜が暴れまわるディノアライブ、防犯ロボット、VR、LEDビジョン、イベントブース設営会社など、大手と同じくIRに関連する様々なジャンルの展示が行われており、IRが関連する産業の裾の広さを垣間見る事が出来ました。[関西]統合型リゾート産業展(1st JAPAN IR EXPO 2019)は、国内初のIRに特化した展示会なので、各社ともに手探り感のある展示もありましたが、全体的にIRオペレーターの桁違いの経済力、それに呼応した大手メーカーの最新の近未来的なソリューション群、それらを取り巻く各社のソリューション群が一堂に会することで「IRというモノは途方もない変化をもたらす」事が本当に実感出来ました。これは凄い事が起こる・・・。展示会に参加して久々にワクワク感を味わう事が出来ました。