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Amazonが「Just Walk Out」の提供を開始。「Amazon Go」の技術を外販し小売りの破壊者がサービスプロバイダーに!



アマゾンは「Just Walk Out」の公式Webサイトを立ち上げAmazon Goのキャッシャーレスチェックアウト技術「Just Walk Out」を他の小売業者にライセンス方式で提供を始めました。

この技術は、Amazonが2016年にAmazon Goの最初の店舗をオープンしたときに初めて登場しました。Amazon Goは、スナック、飲料、惣菜などの売れ筋商品を販売するキャッシャーレス(レジ無し)コンビニエンスストアで、これまでに20店舗を超えるAmazon Goが全米各地の都市部に開店ました。また2020年2月にはシアトルに約216坪の大型店舗「Amazon Go Grocery」が開店。Amazon Go Groceryでは、野菜や果物などの生鮮食品がレジを通らずに購入できる様になりました。

【出展元】
https://www.btimesonline.com/articles/128129/20200310/amazon-is-offering-its-automated-checkout-system-to-other-retailers.htm

 

 

Just Walk Outはamazonアカウントやアプリが不要に


出展:Reuters / Lindsey Wasson

Just Walk Outと名付けた買い物技術の一連の流れは以下の通りですが、アマゾンが外部に販売するJust Walk Out技術では、amazonGOの一部を改良し、スマホの専用アプリではなく、クレジットカードをかざして入店できる様になります。アプリのダウンロード作業や、アマゾンのアカウントを作る必要がなく、外部の小売店が導入する敷居は低くなります。

 

1)スマホの専用アプリではなく、クレジットカードをかざして入店
2)欲しい商品を棚から取る。客がどの商品をいくつ取ったかなどは、店内のセンサーで検知する
3)店から出ると自動で決済される。バーコードスキャンやチェックアウトラインは無い
4)利用者が店内のキオスク端末にメールアドレスを入力すると、メールで領収書が送信される
5)その後、同じクレジットカードを使用して、同じ店や、その他のJust Walk Out対応の店舗を利用すると領収書を自動的にメールで送信

 

 

 

 

「Just Walk Out」がAWSに続くamazonの収益源に!


出展:https://www.idahostatejournal.com/

Amazonの過去3年間における最大の利益元は、Amazon Webサービス(AWS)クラウドサーバー製品であり、2019年に350億ドルの収益を生み出しました。しかし、AWSの成長は大幅に鈍化し、サービスは過去最低の四半期成長を記録しました。

特にMicrosoft AzureとGoogle Cloudが市場シェアを獲得し続けているため、これらの減速が続く場合、Amazonは必然的に他の場所での成長機会を模索する必要がありました。さらに、AWSがJust Walk Outテクノロジーのバックエンドを強化しているため、Amazonはクラウドサービスの新規顧客を獲得する可能性もあります。

Amazonが最初のフルサイズのGo Groceryストアをオープンしたことで、コンビニエンスストアのルーツを超えてテクノロジーを拡大する絶好の機会が訪れました。小売業にとって最も手強い競争相手であり、ディラプター(破壊者)だったAmazonは、他の小売業者に対するサービスプロバイダーとしての地位を確立した事になります。

ベンチャーキャピタル会社のループベンチャーズ は、Amazon Goのキャッシャーレステクノロジーが500億ドルのビジネスに成長する可能性があるとロイターに語りました。

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