HOTEL THE MITSUI KYOTO(ホテル ザ 三井 京都)は、三井不動産が京都市中京区で計画を進めているラグジュアリーホテルです。計画地は二条城の東側の堀川通り沿いの敷地7,453.57㎡で、17世紀末頃から昭和中頃まで250年以上にわたり三井総領家(北家)の居宅があり、18世紀初頭から昭和初期までは三井の統轄機関であった大元方(おおもとかた)が設置されていた三井ゆかり地です。
HOTEL THE MITSUI KYOTOは、同社グループの新たなフラッグシップホテルとして、グループの総力を結集して日本最高峰のホテルブランドとなるべく計画された、三井グループにとって特別な位置づけのホテル計画です。2020年11月3日に開業しました。
計画の主な特徴は下記記事を参照
【2020年夏開業】『HOTEL THE MITSUI KYOTO(ホテル ザ 三井京都)』(仮称)京都二条ホテルプロジェクトのホテル名称が決定!
計画概要
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施設名称 | HOTEL THE MITSUI KYOTO(ホテル ザ 三井京都) |
計画名称 | (仮称)京都二条ホテルプロジェクト |
所在地 | 京都府京都市中京区油小路通二条下る二条油小路町284 |
交通 | 地下鉄東西線「二条城前」駅徒歩3分 |
階数 | 地上4階、地下1階 |
高さ | 14.95m |
構造 | 鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造 |
杭・基礎 | |
主用途 | ホテル |
客室数 | 161室 |
敷地面積 | 7,453.57㎡ |
建築面積 | 4,472.96㎡ |
延床面積 | 19,025.52㎡ |
容積対象面積 | 18,082.32㎡ |
建築主 | 三井不動産 |
設計者 | 清水建設 |
施工者 | 清水建設 |
着工 | 2018年3月 |
竣工 | 2020年6月30日(予定) 開業:2020年11月3日 |
備考 | 17世紀末頃より昭和中頃まで250年以上にわたり「三井総領家(北家)」 の居宅があった三井グループゆかり地。 同社の威信をかけたフラッグシップホテルを計画している |
所在地:京都市中京区油小路通二条下る二条油小路町284他
2021年12月の様子
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現地の様子です。HOTEL THE MITSUI KYOTO(ホテル ザ 三井京都)は2020年11月3日に開業しました!
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今回はホテル ザ 三井京都に宿泊した時に撮影した写真を追跡取材の纏め的な意味を込めて記事に追加しました。
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南西側から見た様子です。ホテルは「コの字」型の建物レイアウトになっており、二条城側は「ニジョウルーム」「ニジョウスイート」などが配置された、眺望が売りの客室があります。
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二条城側に小さな入口がありました。宿泊者が使用できるかは不明です。
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二条城側の壁の様子です。
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北側の様子です。敷地内に竹を植えてあるのは、シティビューの客室のプライバシーに配慮している為でしょうか?
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北東側から見た様子です。
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エントランスの様子です。ホテルの象徴である、300年を超える歴史を持ち、三井家も所有した「梶井宮御門」の様子です。登録有形文化財(建造物)に指定されています。
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『HOTEL THE MITSUI KYOTO(ホテル ザ 三井京都)。三井グループの威信をかけた、日系最高峰のラグジュアリーホテルは本当に素晴らしい出来映えでした。後日UPする宿泊記では建物内部を詳細にレポートしますので是非ご覧下さい!
2020年6月の様子
現地の様子です。取材時は外構工事、内装工事、造園植栽工事が行われていました。2020年夏のオープンを目指して工事は最終盤に差し掛かっています。
ホテルの象徴でもあるエントランスには、300年を超える歴史を持ち、三井家も所有した「梶井宮御門」を修復して当時の姿を再現しています。
門の修復を担当したのは福井県にある藤田社寺建設が担当しました。越前福井は伝統的に宮大工が多く、その技術が受け継がれる土地で、藤田社寺建設は社寺・文化財の建設・修理を専門に行う宮大工の職人集団です。
京都で解体作業を行い、部品をすべて福井の工場に運び、まず部品を外から見える部品と見えない部品に選別。外から見える部品の約8割は今でも使えるものでした。門の建立自体は18世紀初めですが、30~50年ごとに修理されています。直近の修理は1935年(昭和10年)で、今回の修復は約80年ぶりのこととなります。
北東側から見た様子です。
敷地を取り巻く塀の様子です。
二条城側から見た様子です。
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最後は南西から見た様子です。
HOTEL THE MITSUI KYOTO(ホテル ザ 三井 京都)は、施設名称から三井グループがこのホテルにかける意気込みが伝わってきます。外資系ラグジュアリーホテルを凌ぐ、日系ホテルの頂点を目指す凄いホテルの誕生を期待したいと思います。