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『カペラ京都』元新道小学校跡地活用計画 シンガポール発ラグジュアリーホテル日本初進出! 現地の最新状況 22.11【2025年夏開業】


NTT都市開発は、2022年7月5日付けのニュースリリースで、京都市、新道自治連合会、東山女子学園と共に進める「元新道小学校跡地活用計画」について、シンガポールを拠点に世界でラグジュアリーホテル等を展開するカペラホテルグループとホテル運営委託契約を締結し、ホテルブランドを「カペラホテルズ&リゾーツ」、ホテル名称を「カペラ京都」に決定、2025年夏に開業させると発表しました!カペラホテルグループは日本初進出となります。

【出展元】
京都にシンガポール発ラグジュアリーホテル「カペラ」日本初進出 、 ホテル名称は「カペラ京都」に決定

 

 


新ホテルは、京都市東山区に位置し、1869年(明治2年)に番組小学校のひとつとして、地域の人々によって設立後、100年以上愛されてきた新道小学校の跡地に建設されます。

周辺には清水寺や八坂神社、建仁寺、鴨川など、世界有数の観光資源が集積しており、京都五花街のひとつである宮川町の芸妓・舞妓が伝統伎芸を磨き、発表する場である「宮川町歌舞練場」に近接しています。

 

 


NTT都市開発は、地域に愛されてきた小学校の歴史と、花街宮川町が育んできた伝統・文化に加え、「カペラホテルズ&リゾーツ」の「伝統を守り、革新性を追求する」というブランド理念が融合することで、国内外から訪れるゲストに、唯一無二の滞在体験を提供することができると考え、カペラホテルズ&リゾーツに運営を委託する事を決めました。

ホテルは、地上4階、地下2階建てで、スイートルームを含む92の客室のほか、レストラン、宴会場およびスパを完備しており、カペラホテルグループのフラグシップホテルとして、世界最上級のホスピタリティを提供するとしています。

 

大阪・京都に「カペラホテルズ&リゾーツ」が進出!


「カペラホテルズ&リゾーツ」は、シンガポール、バンコク、ハノイ、ウブド(バリ島)、上海、海南島にて事業を展開するホテルブランドです。今後、モルディブ、シドニー、韓国が、そのラインナップに加わる予定です。これらのホテルは、ゲストに本物の文化的体験を提供することを大切にし、考え抜かれたデザインと最上級のパーソナルなサービスを融合させています。

世界的に著名な旅行雑誌である「Travel + Leisure」において、2020年に「カペラウブド(バリ島)」が世界第1位の「ベストホテル」に、また、2020年、2021年に「カペラホテルズ&リゾーツ」が世界第2位の「ベストホテルブランド」に選ばれています。

また、NTT都市開発は、大阪のNTT西日本旧本社ビル跡に「カペラホテルグループ」の新ブランド『パティーナ』を、25年春に開業させる事を明らかにしており、25年夏の『カペラ京都』と合わせて、近畿圏に2つのラグジュアリーホテルを開発する事になりました。

 

ホテル名称は『パティーナ大阪』に決定!標準客室でも50㎡以上、シンガポール・カペラGの新ブランド日本初進出【2025年春開業】



 

これまでの経緯



京都市は、2020年10月30日に元新道小学校跡地活用に向けた公募型プロポーザルについて、契約候補事業者にNTT都市開発を選定したと発表しました。

事業概要は元新道小学校敷地及び隣接する宮川町歌舞練場敷地に、宿泊施設・地域施設・宮川町歌舞練場等の施設を整備します。上質な宿泊施設(地上4階・地下2階、89室)、耐震性能に優れた多目的ホール、避難所としても活用できる自治会活動スペース(集会所,消防分団詰所・器具庫,倉庫等)や地域交流スペースを整備し、宮川町歌舞練場を建替える計画です。貸付期間は60年間、貸付希望価格は年額約1億円で総事業費は総事業費は約200億円を見込んでいます。地域との事前協議を経て、来年度をめどに貸付契約を締結する予定となっています。

【出展元】
元新道小学校跡地活用に係る契約候補事業者の選定について

三者が合意に関する覚書を締結!


元新道小学校跡地については、2020年12月に京都市とNTT都市開発との間で基本協定を締結し、その後、新道自治連合会を含めた三者による事前協議会において、活用に向けた協議を重ねてきました。

202197日にNTT都市開発、京都市、新道自治連合会の三者により覚書を締結し、宮川町歌舞練場敷地において、京都の伝統文化や伝統産業品を積極的に活用し、花街文化の発展と新たな賑わいづくりを通して、さらなる地域の活性化と魅力あるまちづくりの推進に貢献するよう努めることや、風情が漂う歴史的町並みの保全と新たなまちの魅力の創出に資するとともに、地域コミュニティの活性化を図るため、相互に協力することなどについて合意しました。

今後は京都市とNTT都市開発との間で土地賃貸借契約を締結し、新道自治連合会を含めた三者による三者協議会を設置、活用計画の実施に関する協議が行われ、実施に向けた詰めが行われます。

【出展元】
→NTT都市開発>元京都市立新道(しんみち)小学校跡地活用計画の合意に関する覚書締結について
→京都市情報館>元新道小学校跡地活用計画の合意に関する覚書の締結について

元新道小学校跡地活用計画の概要

1:元新道小学校敷地及び宮川町歌舞練場敷地に、宿泊施設、地域施設、宮川町歌舞練場等の施設を整備
2:上質な宿泊施設の整備
3:多目的ホールの整備(避難所としても活用)
4:自治会活動スペース(集会所,倉庫等)や地域交流スペースの整備
5:宮川町歌舞練場の建替え

 

 

計画概要







 
所在地京都府京都市東山区大和大路通四条下る四丁目小松町130番、125番1
京都府京都市東山区新道通団栗下る二丁目下柳町165番
京都府京都市東山区宮川筋四条下る宮川筋四丁目306番 他15筆
敷地面積
宿泊施設:約4,014㎡ (一部地域施設を含む)
歌舞練場:約2,257㎡ (一部地域施設を含む)
延床面積
宿泊施設:約15,529㎡(ホテル15,311㎡、地域施設218㎡)
歌舞練場:約5,443㎡(歌舞練場4,036㎡、 地域施設1,407㎡)
構造規模宿泊施設:地上4階、地下2階(一部地域施設を含む)
歌舞練場:地上3階、地下2階(一部地域施設を含む)
客室数89室(予定)
主要用途宿泊施設、劇場、地域施設等
開業2025年夏頃(予定)
 用途地域 商業地域 高度地区 12m第4種
 建ぺい率 80% 景観保全・旧市街型美観地区
・近景デザイン保全区域,事前協議区域(建仁寺)
 容積率 400% 埋蔵文化財 なし
 

 

完成予想パース



計画地の新道地域においては 「新道小学校」と「宮川町歌舞練場」が共存し、地域の歴史と文化を守り続けてきました。それを踏まえ「街の記憶の継承」「新たな共存価値」の2つのアプローチで再開発が行われます。

街の記憶の継承
●新道小学校は、歴史と風情のある町並みを 継承する宿泊施設として新築。花街「宮川町」の象徴である歌舞練場を建替え、 地域施設とともに新築
●「大屋根」を保存することで街のシンボルを継承。※今後、景観等の特例許可が必要

新たな共存価値
●歌舞練場敷地と宿泊施設に新しい歩行者動線を設け、 新道地域の回遊性向上を図る。
●花街「宮川町」と新しい宿泊施設、そして新道地域 が共存することで、次世代に向けて花街文化の価値 をさらに高める
※今後、景観等の特例許可が必要

宿泊施設



客室数は89室(予定)のスモールラグジュアリーホテルで、施設の中央に中庭を設け、それを囲む様なレイアウトとなります。国内外のお客様に京都の神髄を体験していただけるような、高付加価値な宿泊施設をめざします。宮川町や建仁寺をはじめとする周辺の歴史的景観と調和し、伝統と格式を尊重したデザインが特徴的です。特に寺院建築を彷彿とさせる庇の造形が凄いです。

また、新道通、大和大路通双方にエントランスを設け、街と宿泊施設の連携・回遊性を創出。災害時には一時的な避難場所としてロビーを開放する等、地域の安心安全に協力します。

 

地域施設



地域施設は、地域コミュニティの活性化を目指し、自治会活動スペース、多目的ホール、児童館、防災備蓄倉庫等の 多様な機能を備えた地域施設を新設されます。災害時には避難所として多目的ホールの使用を想定し、優れた耐震性能、災害に備えた設備機能を完備。 大雨などの災害時にも安全な防災拠点としての機能を配置します。

 

歌舞練場



簾のファサードと歩行者専用の小路(軒下アプロ―チ)によりゲストをエントランスまで導く簾や木羽目板、格子を採用し、宮川町の街の風景を継承する外観を構成。地域のシンボルとして100年以上在り続けた歌舞練場大屋根の保存を計画しています。地上は2層とし、連続する宮川筋の茶屋様式の町家とデザインの調和をはかります。※今後、景観等の特例許可が必要

2022年11月の様子

ホテル棟


現地の様子です。前回の撮影が2022年7月だったので、約4ヶ月振りの取材です。

 

 



再開発は2022年7月に着工し、取材時には多数の重機が可動していました。歌舞練場棟が2025 年1月、ホテル棟は2025 年3月に竣工する予定です。

 

 


南西側から見た様子です。

 


ホテル棟(写真右)と歌舞練場・地域施設(写真左)を隔てる道路の様子です。

歌舞練場・地域施設


こちらは西側の敷地、歌舞練場・地域施設の様子です。

 


南東側から見た様子です。3点式パイルドライバで山留め工事が行われてました。

 

 


最後は両敷地を北側から見通した様子です。

 

2022年7月の様子

ホテル棟


現地の様子です。前回の撮影が2022年4月だったので、約3ヶ月振りの取材です。

 

 


北東側から見た様子です。既存建物の解体工事が完了し、メチャクチャ広々としました!

 

 


南東側から見た様子です。ホテル棟側の敷地面積は約4000㎡ほどあります。

 

 


南西側から見た様子です。

 

 


西側から見た様子です。

 

 


最後は北西から見た様子です。

 

歌舞練場・地域施設



続いて歌舞練場・地域施設側を見て行きましょう!写真右がホテル棟、左が歌舞練場・地域施設側です。

 


内部の様子です。こちら側の変化は劇的でした。既存建物の解体工事が完了し、いままで見た事がない光景が広がっていました。

 

 


東側から見た様子です。敷地は東西方向に広く、想像以上に奥行きがあります。

 

 


最後は北東側から見た様子です。

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2 COMMENTS

匿名さん

計画から大分時間が経っているのに、ホテルブランドが中々発表されませんね。客室平均面積が50㎡と何処かで読んだのですが、そうなると外資系の最高級クラスになるのでしょうか。

京都に進出していないとなると、Mandarin Oriental: Raffels: Waldorf Astoria: Peninsula当たりか、フランス絡みでLVMHに関連するホテル群でしょうか。

NTT都市開発絡みですが、京町堀一丁目計画のホテル計画ですが、voco大阪セントラル肥後橋として来年5月以降に開業と、マネジャー募集の求人サイトに載っていました。キャプション by Hyatt なんば 大阪より開業が早いのにこの情報は正式発表されていません。

「法円坂北特定街区」もNTT都市開発が関わっていますが、運営会社の正式発表がどれも遅いですね。

ガンマ

京都は旧市街地化して欲しかったですね。
新旧が混在して。。は聞こえはいいですがビル、マンション、ホテル等統一された街並みが歯抜け状態。
更に財政難の京都市。思っていた以上に魅力がない街にならないことを祈ります。

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