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「バスタ金山」構想が浮上、名古屋・金山駅の線路上空に新しいバスターミナルの整備検討へ!

 

名古屋市の金山駅は、名鉄の名古屋本線、JR東海の中央本線と東海道本線、名古屋市営地下鉄の名城線および名港線の合計3社局5路線が乗り入れており、名古屋駅に次ぐターミナル駅として機能しています。

報道各社が伝える所によると、金山駅の線路上空に新しいバスターミナルを整備する構想が検討されているそうです。「バスタ金山」は、現在、駅周辺にバラバラに配置されているバス乗り場を1カ所に集約し駅に直結した施設を整備する事でJRや名鉄、地下鉄との乗り継ぎを改善する構想で、2016年に東京都の新宿駅に整備された「バスタ新宿」の様な施設をイメージしている様です。本格的な検討はまだこれからですが、名古屋市は、費用の確保や鉄道会社との調整など課題を整理した上で、バスタ構想について検討する考えです。

 


 

 

 

バスタ金山が構想されている線路上空

 

国土交通省は「バスタプロジェクト」を全国に展開

 

 


国土交通省は「バスタプロジェクト」を推進しています。「バスタ」はバス利用拠点の利便性向上を図るプロジェクトの総称で、その1つに「バスタ新宿」のように鉄道、バス、タクシーなど異なる交通モード(交通機関)を集約したターミナルの戦略的な整備があります。

プロジェクトの第1号であるバスタ新宿は、新宿駅周辺19カ所に点在していた高速バス乗降場を集約した日本最大級のバスターミナルで、20164月にオープンしました。高速バス運行会社117社が乗り入れ、発着便数は1日平均1494便、利用者は1日平均約29000人に上ります。タクシーの乗降場を備えるほか、鉄道駅とも直結する交通結節拠点となっています。

【出展元】
バスタプロジェクト国土交通省
バスを中心とした道路施策(たたき台)国土交通省

 

 


現在、東京の品川駅西口が事業化され、神戸市の三宮駅付近でプロジェクトが進行しているほか、札幌、仙台、新潟、呉、大宮、長崎などでも、地域において検討が進んでいます。

 

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