「IKEA 新宿」2021年 春にオープン予定！IKEAのビジネスモデルを根底から覆す新しい業態

イケア・ジャパンは2020年11月26日付けのニュースリリースで、IKEA原宿、IKEA渋谷に続く都心型店舗の3店舗目となるIKEA新宿を、2021年春に開業することを発表しました。

KEA新宿は、JR新宿駅から徒歩5分の立地で、京王新宿追分ビルの地下1階〜3階にオープンします。従来の大型店舗とは異なるコンセプトを持つ都心型店舗では、都心部での暮らしのニーズを考慮し、コンパクトな部屋でもスペースの有効活用ができるデザインやサイズ設定のインテリアを提案。また、イケア各店で人気を博しているウェ―デンの味覚が体験できるフードが提供されます。

IKEAのビジネスモデルを覆す小型店舗

IKEAの都心型店舗は、従来の郊外店舗の約1/10の広さしかなく、IKEAのビジネスモデルを根底から覆す様な新しい業態です。都心型店舗は、IKEAの中でも人気がある食器やキッチン道具、リネンなど細々としたものだけを買い人のニーズを満たす場所となっています。カラフルな紙ナプキンや大人気のフリーザーバッグ、スマホ用のケーブルやお菓子などを揃えた「スエーデンコンビニゾーン」や都市部の暮らしのニーズを反映した「眠る」「整える」「くつろぐ」「料理する」のゾーンなど、小物や消耗品をスピーディに購入する事が出来ます。

出展：ニトリホールディングス

IKEAのライバルである「ニトリ」の都心型店舗は、テキスタイル、食器、収納用品、消耗品、アクセサリーなどの雑貨をメインに展開していますが、IKEAの都心型店舗もニトリと同じ考え方で、郊外型の超大型店から「雑貨ゾーン」を切り取ってIKEA風味に再構築した小型店舗だと言えます。IKEAの食器やタオルなどの雑貨は非常に人気が高いので、都心部で展開すれば、かなり成功するのではないでしょうか。