あいの風とやま鉄道は2021年2月17日付けのニュースリリースで、富山駅~東富山駅間で整備中の新駅名称を「新富山口」に決定したと発表しました。
新駅の名称は「富山駅からほど近く、新駅周辺で新しいまちづくりが展開されることから、富山市中心市街地への新しい玄関口(ゲートウェイ)として、新駅とその周辺がこれから益々発展することを期待」して名付けられました。新駅名称公募には787件の応募があり選定委員会による審査などを経て決定されました。
【出展元】
→富山駅-東富山駅間の新駅の名称について
新富山口駅の位置は富山駅から4.0km、東富山駅から2.6kmの富山市下冨居地内。予定地周辺は住宅地が広がっていて多くの利用者が見込まれるとともに、富山操車場跡地(約10.4ha)の開発などが予定されており、同社は県や富山市が行う周辺整備と連携して、新駅の設置を進めるとしています。
駅は地上駅舎を東西に配置し、それぞれの駅舎に自動券売機・IC簡易改札機を備えた無人改札口を設置します。ホームは相対式2面2線で、ホーム長は4両編成に対応した85m。乗降客数は一日2500人ほどを見込み、2022年3月の開業を予定しています。