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近鉄「あをによし」運行ダイヤを発表!大阪~奈良~京都を結ぶ、4両1編成で12200系を改造【2022年4月29日デビュー!】



 

近鉄は2021年10月8日付けのニュースリリースで、大阪〜奈良〜京都の3都市を結ぶ新しい観光特急「あをによし」を2022年4月29日(金・祝)から運行すると発表しました!コロナ禍の収束を見据え、列車に乗ること自体を目的とする旅行や、国内から京都経由での奈良観光、ポストコロナのインバウンドのニーズを見据え、週6日、大阪難波―近鉄奈良―京都の3駅を乗り換えなしの直通で結びます。

【出展元】
2022年4月29日に大阪~奈良~京都を結ぶ観光特急「あをによし」がデビュー!
大阪~奈良~京都を結ぶ観光特急「あをによし」のご利用料金が決定! 

 

2022年3月23日 運行ダイヤ発表!


第1便平日土・休日
大阪難波9:229:32
大阪上本町9:259:35
鶴橋9:289:38
生駒9:429:52
学園前9:489:57
近鉄奈良10:0910:13
大和西大寺10:1510:20
近鉄丹波橋10:4110:42
京都10:5010:49
第2便平日土・休日
京都11:2011:20
近鉄丹波橋11:2711:27
大和西大寺11:5011:50
近鉄奈良11:5511:55
第3便平日土・休日
近鉄奈良12:1012:10
大和西大寺12:1512:15
近鉄丹波橋12:3812:38
京都12:4512:45
第4便平日土・休日
京都13:2013:20
近鉄丹波橋13:2713:27
大和西大寺13:4913:49
近鉄奈良13:5513:54
第5便平日土・休日
近鉄奈良14:1014:10
大和西大寺14:1514:15
近鉄丹波橋14:3814:38
京都14:4514:45
第6便平日土・休日
京都15:2015:20
近鉄丹波橋15:2715:27
大和西大寺15:5115:51
近鉄奈良15:5615:56
学園前16:1016:13
生駒16:1516:18
鶴橋16:3416:33
大阪上本町16:3616:36
大阪難波16:4016:39
近鉄は2022年3月22付けのニュースリリースで、京都と奈良、大阪をむすぶ新たな観光特急「あをによし」の
運行ダイヤと車内販売のメニューを発表しました。既存の特急の一部が「あをによし」に置き換えられます。運行開始は4月29日(金祝)から。

現在運転している下記の特急列車は2022年4月29日から「あをによし」に置き換え。

【土休日ダイヤ】
・大和西大寺
10時20分発京都行

・京都発近鉄奈良行
11時20分発
13時20分発
15時20分発(高の原駅には停車しません)

・近鉄奈良発京都行
12時10分発
14時10分発

【出展元】
4月29日(金・祝)いよいよ運行開始観光特急「あをによし」の運行ダイヤや車内販売メニューが決まりました~専用サイトも本日からスタート~

 

 

2021.11.30 利用料金が決定!


主な区間の運賃・料金(大人1名)内 訳
区 間合 計運 賃特急料金特別車両料金
大阪難波⇔京都1,960 円960 円790 円210 円
大阪難波⇔近鉄奈良1,300 円570 円520 円
近鉄奈良⇔京都1,370 円640 円520 円
近鉄は、2021年11月30日付けのニュースリリースで、来年4月29日から大阪難波~近鉄奈良~京都間で運行を開始する観光特急「あをによし」(4両1編成)の利用料金(特急料金・特別車両料金)を発表しました!

大阪難波~京都間を利用する場合、2022年4月29日乗車分から当面の間、特急料金が割引となり、現行の大人920円・こども460円に対し、割引後の特急料金は大人790円・こども400円で利用可能です。

 

 



また、1人で利用する際でも、自身の乗車券・特急券・特別車両券に加えて、こども分の特急券・特別車両券を購入することでツインシート2席分の利用が可能です。こども分の特急券・特別車両券はそれぞれ大人の半額(10円未満は切上げ)となります。

特別車両料金が210円なの驚きました。「しまかぜ」や「青の交響曲」もそうですが、近鉄の観光特急は、そのサービスレベルに対する特別料金の設定が安すぎる気がします。今回の「あをによし」は、在来車両の改造なので新造車に比べてイニシャルコストは抑えられていると思いますが、それでも約3・3億円の改造費が掛かっています。210円/人の特別車両料金でペイするのは難しいので、乗車率の低い区間の特急の利用促進と、沿線観光施設への送客を加味した、グループ全体での取り組みなんだと思います。

 

奈良時代を彷彿とさせる車両内外デザイン



車両名称の「あをによし」は、世界遺産や国宝が数多く存在する古都・奈良にかかる枕詞で、都の美しさをイメージしています。外装は、冠の色で階級をあらわした「冠位十二階」で最上位とされた紫色。座席や床には、正倉院の宝物に描かれた花や草の模様をあしらい、先頭車両のエンブレムは奈良時代の吉祥文様「花喰鳥(はなくいどり)」をモチーフにするなど、古都「奈良」のイメージを前面に打ち出しています。

列車は4両1編成で、約3・3億円をかけて「スナックカー」の愛称で親しまれた特急車両12200系をリニューアル。座席は2名用のツインシートと3~4名用のサロンシートの2種類で、座席数は84席とリニューアル前の約3分の1とし、ゆったりとした移動空間を提供します。

 

近鉄12200系(新スナックカー)が2021年2月12日に定期運用から引退!



 

近鉄奈良駅でのスイッチバックを見据えた座席レイアウト


【1・3・4号車】ツインシート(イメージ)

あをによしは、元々2+2=横4列シートだった12200系を、1+1=横2列にした贅沢な車内空間。途中の経由地「近鉄奈良駅」でスイッチバックして進行方向が変わ事を見越して、「対面」や「V字型」などの座席レイアウトとなっています。

 

 


参考までに、こちらは「さくらライナー」のDXシートです。「あをによし」のシートとは色味は異なりますが、モケットの質感などが来ている気がします。

近鉄ー26000系電車(リニューアル車)デラックスカー・喫煙ルーム



 

 

 


あをによし【2号車】サロンシート(イメージ)。3~4名用の半個室。木目調のアーチが車内通路を彩ります。

 

 

 


参考までに、こちらは「伊勢志摩ライナー」のサロン席です。「あをによし」のサロン席はさらにプライベート感の高い空間になりそうですね。

近鉄23000系電車ー伊勢志摩ライナー( 車内編・サロンカー)



 

 

 

乗車時間が短すぎて、もっと乗っていたくなる!?



あをによしの販売カウンターでは、 専属のアテンダントが乗車し、軽食や飲料等の販売を行います。あおによしの乗車時間は、京都→近鉄奈良間が約35分、大阪難波→京都間が約1時間20分程度なので、軽食を楽しむにはちょっと忙しいかもしれませんね(笑)

 

青の交響曲の奈良・京都線バージョンか


既存の車両を改造した短距離クルージングトレインの成功例としてあげられるのが、同じ近鉄で大阪阿部野橋駅〜吉野を結ぶ「青の交響曲」。通勤電車3両を改造し、中間1両をカフェ・ラウンジとした贅沢な特急電車です。

 

 


車内は1+2=横3列配置の贅沢仕様。種車が4ドア通勤電車とは思えません。

 

 


カフェ・ラウンジには本格的な売店があり、沿線の名産品を用いたスイーツやドリンクを提供しています。

青の交響曲は「列車に乗ること自体に価値がある」いわゆるクルージングトレインの一種です。近鉄にはフラッグシップの「しまかぜ」がありますが、しまかぜは採算度外視で、近鉄グループの伊勢志摩エリアに旅行者を送り込む広告塔の様な商品です。「青の交響曲」を企画する際は「しまかぜ」の様な新造車では到底採算ベースに乗らない事から、古い通勤電車を改造しコストを抑えつつ、話題造りと「吉野」に目を向けさせる効果を狙いました。

 

今回発表された「あをによし」は、明らかに青の交響曲の成功を元にしています。ポストコロナの需要回復期の話題づくりと「乗る事を目的」としたクルージングトレインを運行する事で、近鉄沿線の活性化を狙っているのだと思います。このパープルメタリックの新観光特急が走り出す日を楽しみにしています。

 

近鉄50000系電車『しまかぜ』(外観編)



 

青の交響曲(シンフォニー) Blue Symphony 〜外観編〜



青の交響曲(シンフォニー) Blue Symphony 〜車内編〜



 

3 COMMENTS

マーライオン

増発列車とするのではなく既存の特急列車のダイヤで走らせるから、特別料金を高く出来ないという事情もありそうですね。これは「ひのとり」も同じですが。

萱野

シートピッチそのままみたいですが、
リクライニングなしで寄せてあるので狭くはなさそうですね。
「伊豆クレイル」の一号車でも実績のある形です。

近鉄はどこの区間を念頭に置いてるのか分からないまま眺望を売りにしがちですが、
奈良線は大阪平野が一望できたり、少なくともあと十数年は平城宮跡突っ切ったりしますから、良いかもしれません。

三刀流

近鉄は1970、80年代に難波と京都を直通で結ぶ「阪京特急」を走らせていました。近鉄奈良には寄らず、西大寺(今は大和西大寺)駅でスイッチバックでした。ミナミから直接京都へ行ける便利な特急でしたが、他線と比べ時間がかかりすぎて廃止になったようです。その復活と思えばなつかしいです。

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