明治安田生命は2023年5月24日付けのニュースリリースで、計画している「明治安田生命名古屋駅前ビル建替計画」の新築工事について2023年6月1日に着手すると発表しました!
「旧明治安田生命名古屋駅前ビル」は1977年竣工で老朽化が進んだことから、環境に配慮した新たなオフィスビルに建替えられる事になりました。新ビルは、鉄骨造(一部鉄骨鉄筋コンクリート造)、地上20階、地下2階建て、高さ約100mの超高層ビルになります。敷地面積 約3,466㎡、延床面積 約39,513㎡の規模で、事務所、店舗、駐車場等で構成。基本設計は三菱地所設計、実施設計、施工は竹中工務店が担当。2023年6月1日に着工し、2026年8月に春竣工する予定です。
【出展元】
→「明治安田生命名古屋駅前ビル建替計画」新築工事着工のお知らせ ~環境に配慮した設備により、持続可能な社会の実現に貢献~
筆者撮影:計画地周辺の様子
新ビルは、空調・照明等の高効率機器の採用、外装水平フィンによる日射遮蔽、雨水の利用等により、電力や水道の使用量を軽減。全面的に再生可能エネルギーの導入を予定しているほか、太陽光発電システムを設置し一部の外構照明に利用するなど、電力使用によるCO2 排出量を削減。これらの取組みを通じて「CASBEE建築 Sクラス」「CASBEEウェルネスオフィス Sクラスの」取得が可能な建物となります。
1フロアあたり約400坪の執務室に加え、屋上には緑を多く配置し、屋外でリフレッシュが可能なスカイラウンジ、各フロアには気軽に立ち寄りコミュニケーションの場となるブレイクラウンジなど、充実した共用部を設置。名古屋駅とは地下街で直結するなど利便性も高く、バリアフリー動線にも配慮した建物とすることで、ビル利用者にとって快適な環境を提供します。防災面では、建築基準法の1.25倍の地震力に耐えうる制振性能を備える計画で、予備電源や非常用発電機に加え、従電気室を2階に配置することで、浸水時でも安定した電力供給を可能にします。また、防災備蓄倉庫を各フロアに設置するなど、災害時も在館者が安心かつ安全に過ごせる環境が整えられます。
計画概要
計画名称:明治安田生命名古屋駅前ビル建替計画所在地:愛知県名古屋市中村区名駅4丁目301番他(地番)
構造:鉄骨造(一部鉄骨鉄筋コンクリート造)
階数:地上20階、地下2階
高さ:約100m
主用途:事務所、店舗、駐車場
敷地面積 約3,466㎡(約1,048坪)
延床面積 約39,513㎡(約11,952坪)
建築主:明治安田生命
基本設計・監理:三菱地所設計
実施設計・施工:竹中工務店
着工:2023年06月1日
竣工:2026年08月(予定)
2024年3月の様子
現地の様子です。明治安田生命名古屋駅前ビル建替計画は、2023年6月1日に着工しました。
北側から見た様子です。
南西側から見た様子です。敷地面積が約3,466㎡ほどあるので、かなり広い印象です。
北東側から見た様子です。新ビルの延床面積 約39,513㎡で、現在、名古屋周辺で建設中のオフィスビルで最大規模の計画です。
最後は南東側から見た様子です。