名古屋市科学館は、名古屋市中区の白川公園内にある市立の科学館です。市政70周年の記念事業の一環として建設されました。科学館の理工館と天文館は、建築後50年近く経過して老朽化し、バリアフリー、耐震性、大型展示などに課題があった為2011年に改築されました。
新科学館は、世界一大きなプラネタリウムを内蔵した球体と、その球体を東西から空中で支持する2棟の建屋で構成されています。プラネタリウムのスクリーンになる球体の上部は鉄骨立体トラスと鋼管による混合構造で、立体トラスにはトモエユニトラス(システムトラス)が採用されました。4階、5階、6階の3層構造になる球体の下部は、鋼鈑・形鋼を用いたトラス構造としています。
それにしても、この球体。まるで天空の城ラピュタの球体部分の様です。
「見せてあげよう、ラピュタの雷を!」
【スペック】
名称:名古屋市立科学館
所在地 :愛知県名古屋市中区栄二丁目1701番
主要用途:科学館
構造:鉄骨造
階数:地下2階 地上9階 塔屋1階
敷地面積:89,297.99㎡
建築面積:4,263.62㎡
延床面積:15,735.19㎡
建築主:名古屋市
設計者:日建設計
施工者:竹中・TSUCHIYA・ヒメノ特別共同企業体
名古屋市立科学館は以前から興味があったので、今回取材出来て良かったです。
大規模な壁面緑化が目を引きます。
この球体のインパクトは物凄いです。取材している間、何度もラピュタのあのシーンが脳内で再生されていました。小さな穴が開いてロボット兵がパラパラ出てきそう・・。
道路の突き当りに巨大な球体が!現実感の無い光景が目の前にありました。そして、この計算された配置が凄いと思いました。
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通りの抜けの光景はすごいですね。
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リニューアルされて、外観はよくなったんですが、展示物が…
特にハイドロリックラムポンプっていう、無動力揚水ポンプの展示がなくなったのが残念