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『静岡県・新県立中央図書館』は、まるでバベルの塔の様な外観デザイン!中心に城郭を彷彿させる資料体を配置【2027年度後半開館(予定)】



静岡県は2023年7月5日に、JR東静岡駅南口の県有地に計画している新県立中央図書館の基本設計案を発表しました!

新図書館は、静岡市駿河区東静岡二丁目に所在する、JR東静岡駅南口の県有地(約24,300㎡)に計画。設計は、C+A・アイダアトリエ・日建設計(エンジニアリング)設計企業体が担当。建物は鉄骨造(一部CFT造)9階建て、延べ床面積は約19,800㎡。蔵書可能数は約200万冊で、来館者が自由に手に取って閲覧できる蔵書は約80万冊となる予定で、公共図書館では国内最大級となります。閲覧席数は800席、駐車場、駐輪場はともに平面で各550台分、410台分を確保します。

【出展元】
新県立中央図書館の基本設計について|静岡県公式ホームページ (pref.shizuoka.jp)
図書 新県立中央図書館の整備(基本設計の概要)0629 (pref.shizuoka.jp)
Shizuoka Prefectural Central Library – アイダアトリエ | AIDA ATELIER



建物の中心には城郭を彷彿させる構成の資料体(=書庫)を配置。様々な情報を扱う 空間から本を扱う 空間へスパイラル アップする空間を創出。閉架書庫を来館者の目に触れる形に整備することで好奇心を刺激し、学びや交流の広がりを促します。

下層階に賑わいのある大空間を配置。1、2階にはセミナールームやホール、カフェを含め交流スペースを設け、2階以上に閲覧室、公開書庫、閉架書庫を配置します。高層階には調査研究に没頭できる静かな空間を配置します。

 



高層階には調査研究に没頭できる静かな空間を配置。県史編さん資料コーナー、個室研究席、貴重書展示コーナー等が設けられ、静岡県に関する地域資料を提供する閲覧室 ・葵文庫など県立図書館が所有する貴重書を展示します。

 



富士山を見渡す方向を中心 に閲覧席や憩い・安らぎの場となるテラスを各所に配置。全域の木材をふんだんに活用した温かみと親しみのある空間づくりが行われます。また、施設以外に什器としての県産家具の活用も検討。環境性能はZEB Ready、CASBEE 静岡Sランクを目標とし、太陽光発電や雨水の利用を行います。

 



『静岡県・新県立中央図書館』の総事業費は192億円を想定、開館予定は半年〜1年遅れることになりました。今後は2024年9月までに実施設計行い、その後入札を実施。早けれ2024年度中にも工事に着手、2027年度後半の開館を見込んでいます。

計画概要

名称:静岡県・新県立中央図書館(Shizuoka Prefectural Central Library)
所在地:静岡市駿河区東静岡二丁目
階数:地上9階
高さ:
構造:鉄骨造(一部CFT造)中間層免震
杭・基礎 :杭基礎
主用途:図書館
総戸数:ーーーー
敷地面積:2.43ha(東西約230m、南北約120m)
建築面積:
延床面積:約19,800㎡
建築主:静岡県
設計者:C+A・アイダアトリエ・日建設計(エンジニアリング)設計企業体
施工者:未定
着工:2024年年度中(予定)
竣工:2027年度後半開館(予定)

 

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