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神奈川県鎌倉市の新庁舎基本設計・DX支援は日建設計を最優秀提案者に選定!コンセプトは、ひとつながりの未来の庁舎『鎌倉ONE』


出典:日建設計

神奈川県鎌倉市は2024年10月3日、市庁舎を市西部の深沢地区に移転させる計画をめぐり、公募型プロポーザルを実施し、新庁舎の基本設計を担う事業者に日建設計を選定したと発表しました。

計画案のコンセプトは「ひとつながりの未来の庁舎『鎌倉ONE』。DX化を段階的に進めることで、市庁舎の役割を「手続きの場」から「集う場」に変化させ、1階の交流スペースを多目的に活動する市民が共存できる提案です

【出典元】
新庁舎等基本設計等業務公募型プロポーザルにおける最優秀提案者の決定について

 


出典:日建設計

日建設計の提案では、新庁舎は5階建て。1フロアをできるだけ大きくして階数を減らし、コンパクトな庁舎をめざします。1、2階は市民のためのスペースとし、3、4階は職員の業務空間、5階は議場など議員活動のスペースや屋上庭園を配置。市民窓口は2階に設け、1階の案内係が誘導、案内。通常は市民ラウンジや図書エリアなどとして開放する1階は、災害時には情報提供スペースや簡易診療所などに転用できるようにし、災害拠点としての機能強化を図ります。

鎌倉市は、新庁舎の設計事業者が決定する一方で、市役所の深沢地区への移転に必要な「位置条例改正案」が、2022年12月議会で否決され、現時点での移転の見通しは立ってません。

完成イメージ


出典:日建設計


出典:日建設計


出典:日建設計


出典:日建設計

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