大阪城公園の一角に江戸時代を体感出来るテーマパークが整備される事になりそうです。朝日新聞デジタルが伝える所によると、大阪市は電通関西支社や大和ハウス工業などで作る共同事業体に大阪城公園の管理運営を任せる事を決定、サムライ姿の着せ替え写真館や上方を再現した飲食店などが設けられるそうです。
【出典元】→朝日新聞デジタル>大阪城で体感する江戸時代 テーマパーク計画
大阪城公園の一角に、来年度中にも江戸時代を体感できるテーマパークが生まれる。大阪市は16日、電通関西支社や大和ハウス工業などでつくる共同事業体に同公園の管理運営を任せることを決定。事業計画によると、サムライ姿の着せ替え写真館や上方を再現した飲食店ができる。
指定管理業者は応募してきた2団体から選ばれた。来年4月1日から20年間の管理運営を任せる予定。
着せ替え写真館を含むテーマパークはJR大阪城公園駅前に設置する計画。天守閣そばにある旧第4師団司令部庁舎をカフェやレストランに改装し、大阪迎賓館をパーティー会場にする。多くの市民が利用しているランニングコースは再整備し、着替えができる施設も新設する。
大阪市は管理料を払わず、業者から年2億2600万円の固定費と事業収益の7%(約2千万~9千万円)の納付を受ける。橋下徹市長は記者団に「税金での管理から市がお金をもらう立場になる。変な規制をかけず、施設を活用してもらいたい」と話した。
最近の大阪市内の外国人観光客の増加ぶりは本当に凄まじく、御堂筋線の電車に乗り込むとドア付近が外国人だらけだった、なんて事が結構あります。また、トロリーバッグを引っ張っている人もメチャクチャいっぱいいます。今回の大阪城公園への江戸時代体感型のテーマパーク計画は、そんな最近のトレンドを上手く収益化する算段なのでしょうね。。
外国人観光客、特に欧米からの旅行客は、風景を楽しみながら「昔ここを闊歩していたサムライ達と同じ道を歩きたい」といった感じで、その場所にある「ストーリー」を体感する事が重要だそうです。今回の江戸時代体感型テーマパークは、大阪城の持つ歴史、ストーリーを体験してもらう、そんなコンセプトで本物感のある施設、企画になってくれれば最高なんですけど、さて、一体どんなテーマパークになるのでしょうか・・。若干の不安と大きな期待を持って続報を待ちたいと思います。




