世界の住みやすい都市ランキング2018年版で大阪が3位!英誌エコノミスト発表

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英誌エコノミストの調査部門がまとめた世界の住みやすい都市ランキング2018年版でオーストリアのウイーンが首位になりました。また大阪が3位、東京は7位に浮上、両都市とも犯罪発生率の低下や公共交通機関の改善が評価され、同ランキングでの順位は過去最高となりました。このランキングはエコノミストの調査部門エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)が世界140都市について、治安や衛生、文化、環境、教育、インフラなどを点数化して順位を付けています。

※三刀流さん、o-kinixさんから情報を頂きました、ありがとうございます!  

世界的な経済誌のランキングで高評価を受けた大阪

  1位の座を7年にわたって維持してきたオーストラリアのメルボルンは、今回のランキングでは0.7ポイント差で2位に後退。代わってオーストリアのウィーンが99.1ポイントを獲得して首位に立った。オーストリアは、過去数年でテロが相次いだ欧州全体の治安が回復したことを受け、評価が上がった。3位の大阪は、わずか半年で順位が6位上昇し、2位のメルボルンに0.7ポイント差で迫ってます。東京はカナダ・トロントと並んで7位に入りました。昨年10位だったドイツのハンブルクと、9位だったフィンランドのヘルシンキは、上位10位から脱落しました。    

エコノミスト誌 世界の住みやすい都市ランキング2018年版

1.ウィーン(オーストリア) 2.メルボルン(オーストラリア) 3.大阪(日本) 4.カルガリー(カナダ) 5.シドニー(オーストラリア) 6.バンクーバー(カナダ) 7.トロント(カナダ) 7.東京(日本) 9.コペンハーゲン(デンマーク) 10.アデレード(オーストラリア)
   

       

大阪は国内からの評価が異常に低く、海外からの評価が非常に高い

  今回のエコノミスト誌のランキングで予想以上の順位を獲得した大阪ですが、EIUが発表した世界の都市安全性指数ランキング『Safe Cities Index 2017』で総合ランキング3位(2位シンガポール、3位大阪)、医療・健康環境の安全性で世界1位を獲得、するなど海外からの評価が非常に高くなっています。また、Mastercardの調査「2016年度世界渡航先ランキング」で、大阪は急成長渡航先ランキング世界1位を獲得しています。海外のシンクタンクや経済誌のランキングを見ていると、大阪は概ね高い評価を得ている大都市と言えると思います。