株式会社エスコンは2025年12月18日、北海道北広島市において『(仮称)北広島市新駅タワープロジェクト』の建設工事に着手したと発表しました。同日、現地で起工式が行われています。
本プロジェクトは、プロ野球・北海道日本ハムファイターズの本拠地「ES CON FIELD HOKKAIDO」に近接するエリアに、地上36階建て・総戸数508戸の分譲タワーマンションを整備する計画です。竣工は2028年9月、引渡しは同年12月を予定しています。
計画の概要と立地条件
建設地は、北海道ボールパークFビレッジと、2028年夏頃に開業予定のJR千歳線新駅「(仮称)北海道ボールパーク駅」に近接する「三日月エリア」です。新駅からは徒歩3分程度とされ、球場へも徒歩圏内に位置します。
新駅の開業により、札幌市中心部や新千歳空港へのアクセス性が向上する見込みで、住宅立地としての利便性が大きく高まることが期待されています。
Fビレッジ周辺で進む再開発の流れ

Fビレッジ周辺では、複数の大型プロジェクトが並行して進められています。2028年4月には北海道医療大学のキャンパス移転が予定されており、医療・教育機能の集積が進む見通しです。
また、エスコンは球場近接地においてホテル開発も進めており、IHG系ブランド「DHAWA」のホテルが2027年秋頃に開業予定とされています。今回のタワーマンションは、これらの施設と連動するエリア一体開発の一環として位置付けられています。
建物計画と共用施設の特徴
本プロジェクトは、RC造一部鉄骨造の地上36階建て、高さ約130mのタワーレジデンスです。延床面積は約60,022㎡、専有面積は約37,380㎡となっています。上層階にはプレミアムタイプの住戸も計画されています。
共用部には、サウナ付きスパ、会議室、パーティールームなどを整備する予定です。球場が見えるパーティールームも計画されており、観戦やイベント時の利用を想定した空間づくりが進められています。
テレビ北海道の報道によると、建物の配置や住戸計画では、エスコンフィールドで打ち上げられる花火の見え方が考慮されており、全体の約50%の住戸から花火を視認できるよう調整されているとしています。
設計・施工体制
設計は浅井謙建築研究所株式会社が担当し、施工は大林組と佐藤工業による特定建設工事共同企業体が手がけます。事業主は株式会社エスコンと大林新星和不動産株式会社です。エスコンフィールドHOKKAIDOの建設に関わった大林組が施工に参加する点も特徴の一つです。
北広島市全体で進む都市機能の更新
北広島市内では、新駅周辺の開発に加え、北広島駅前でも再開発が進行しています。駅直結の商業施設「トナリエ」が2025年3月に開業したほか、隣接地では分譲マンションの建設も進められています。
Fビレッジを核に、住宅、商業、医療、エンターテインメント機能が集積する動きが加速しており、今回のタワーマンションは、その流れを象徴する住宅開発の一つといえます。
エスコンによると、2026年3月に物件公式サイトを公開し、同月から資料請求の受付を開始する予定です。モデルルームの来場予約受付は2026年5月を予定しています。
計画概要
-
計画名称:(仮称)北広島市新駅タワープロジェクト
-
所在地:北海道北広島市共栄176-1ほか
-
交通:JR千歳線「(仮称)北海道ボールパーク駅」徒歩3分(予定)
-
構造・規模:RC造一部鉄骨造、地上36階建
-
総戸数:508戸
-
延床面積:60,022.35㎡
-
設計:浅井謙建築研究所株式会社
-
施工:大林組・佐藤工業特定建設工事共同企業体
-
事業主:株式会社エスコン、大林新星和不動産株式会社
-
竣工予定:2028年9月
-
引渡予定:2028年12月
■ 出典・参考資料
-
株式会社エスコン 公式プレスリリース(2025年12月18日)
-
日本経済新聞 電子版(2025年12月18日)
-
テレビ北海道 報道(2025年12月18日)





