大阪市と道修町まちづくり協議会が無電柱化に関する締結式 2020年完成目指す https://t.co/g2XpcAFt1y
— ロング@再都市化 (@saitoshika_west) October 30, 2018
薬の町として知られる道修町。2018年10月30日、大阪市と「道修町まちづくり協議会」は道修町通(大阪市中央区道修町2・3)の無電柱化と道路整備事業について「道修町通の整備に関する基本確認書」を締結しました。
道修町ゆかりの製薬会社がタッグを組み各社の本社が並ぶ道修町通り(東西約1km)を大阪の新しい観光名所にするため電線の地中化や歩道整備などをを行う計画です。インフラ整備を大阪府・市に求め、一部費用は企業側も負担する考えで各企業がミュージアムを整備する構想もあります。

道修町通りのモデルとなる、三休橋筋の様子
活性化のモデルは近代建築物が多く残り、人気の観光スポットになりつつある三休橋筋。レトロ建築が立ち並ぶ三休橋筋+薬のミュージアム道修町通り。道修町通りの美装化や製薬各社のミュージアム群などが実現すれば、近い将来、大阪都心の新たな観光スポットとして脚光を浴びる事になるかもしれません。
電柱電線類の地中化された三休橋筋沿いにある、旧大阪教育生命保険ビルです。電柱電線が地中化されれた事でレトロビル群の魅力がさらに高まりました。
電地下されると、建築物のデザインが際立ち、レトロビルが持つ本来の魅力が引き出される様です。
初期のAQUOSを手がけた工業デザイナーのる喜多俊之氏が特別にデザインしたガス灯
同協議会の土屋裕弘会長は、道修町通では伝統ある製薬・医薬品関連企業が旧本社ビルを保存し、ミュージアムを展開して歴史と魅力を伝えている。毎年、少彦名(すくなひこな)神社で行われる神農祭には近年若者の来場も増え、周辺地域には住民も増えつつある。ホッとするような、人が集まる優しい街にしたい、との事です。同事業は2020年度の完成を目指目指しています。

