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福岡空港『国際線ターミナルビル』増改築工事、既存施設を約2倍に拡張、2025年3月28日グランドオープン!



福岡国際空港は、2024年11月6日付けのニュースリリースで、増改築工事中の「国際線ターミナルビル」を2025年3月28日にグランドオープンすると発表しました!

国際線ターミナルビル増改築工事は、急増するインバウンド客に対応するため、既存施設を約2倍に拡張(延べ床面積:約73,000㎡⇒約136,000㎡)し、空港ターミナル容量を拡大するものです。

【出典元】
福岡空港国際線ターミナルビル2025年3月28日にグランドオープン!

 



福岡空港では、これまでコンコース延伸、旅客搭乗橋増設(6基⇒12基)、立体駐車場新設、ラウンジリニューアルなどの施設拡張のほか、自動チェックイン機増設(26台⇒38台)、自動手荷物預入機導入(0台⇒14台)などを行ってきました。

 



今後は、12月にアクセスホール(到着ロビー拡張、二次交通への乗り継ぎ環境改善)と内際連絡バス専用道の供用を開始。2025年3月に保安検査場、出国審査場、免税店(約1,500㎡⇒約6,000㎡)、フードコート、入国審査場などの機能を備えた増築部をグランドオープンします。



グランドオープン時には、保安検査場や出国審査場を移転拡張し、保安検査場には新たに「スマートレーン」を7台導入。これにより、処理能力が約2倍となり出発手続き時間の短縮を図ります。また、主にファーストクラス、ビジネスクラスの利用者や手伝いが必要な利用者が優先的に保安検査を受けることができる「プライオリティレーン」を九州で初めて導入します。

 



出発免税店では、免税店エリアを約4倍(約6,000㎡)に増床し、ファッション、コスメ、酒など取扱商品を大幅に拡充。旅客動線上に免税店を配置したウォークスルー型店舗で、中央にはランドマークとなる櫓を設け
るなど福岡らしさ・日本らしさを感じられる演出を用意。出国審査を受けた後、移動しながら免税ショッピングを楽しめる様になります。

 



また、入国時の手荷物受取所エリアに到着免税店を新規オープン(約125㎡)。海外メーカーの酒やたばこを購入できるようになります。

 



免税店エリアにフードコートを新設。出国審査場通過後に九州・福岡のグルメを楽しめる様になります。8店舗で、席数は295席(約1120㎡)。出店する飲食店などの詳細は後日発表される予定です。

 



福岡空港では、国際線ターミナルビルの増改築に加え、総事業費1643億円を投じ「第2滑走路」の整備が行われており、来年3月に運用を開始する予定です。第2滑走路の完成により、福岡空港の年間発着数は、現在の17.6万回から18.8万回に増加し、さらに地元の理解を得たうえで年間21万回まで増やせる、としてます。

また、福岡空港が掲げる将来ビジョンでは、2048年度に、旅客数3,500万人 (国際:1,600万人、国内:1,900万人)、100路線(国際:67路線、国内:33路線)を目標とし、SKYTRAXが実施するWorld Airport Star Ratingで世界最高水準の5スターエアポートに定着することを目指しています。


<施設整備スケジュール>

2022年05月 着工
2023年02月 国際線立体駐車場オープン
2023年06月 カードラウンジ「ラウンジTIMEインターナショナル」リニューアル
2023年12月 北側コンコース延伸(搭乗待合室増床、PBB増設)
2024年05月 自動手荷物預け機導入、自動チェックイン機増設
2024年09月 航空会社ラウンジ「ラウンジ福岡」リニューアル
2024年12月 アクセスホール、内際連絡バス専用道(国際線側)オープン
2025年03月 グランドオープン(保安検査場・出入国検査場拡張移転、免税店・フードコート)
2025年11月 商業テナント等の拡充(既存施設内部改修)

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