
関西エアポート社 は2018年9月8日に「KIX早期復旧計画」を公表し、今後1週間の暫定供用の進め方を明らかにしました。今後1週間で第一旅客ターミナル(T1)国際線・国内線の部分供用、第二旅客ターミナル(T2)の全供用を目標とし復旧が進められます。9月8日から1週間といえば、15日頃でしょうか。旅客ターミナルビルや滑走路など空港本体の復旧は予想を上回るハイペースで進んでいます。やはりキーになるのは連絡橋。特に鉄道アクセスの復旧時期が関西空港の今後の明暗を分ける事になりそうです。
【出典元】
→KIX早期復旧計画 Early recovery plan in KIX
今後1週間の復旧目標
・A滑走路、誘導路、エプロン一部
・T1メインターミナルビル 4F:南側チェックイン機能 CIQ機能
・T1南ウイング
T1建築付帯設備

照明:使用可能
防災:使用可能
空調:一部復旧作業
ES :使用可能
EV :一部復旧作業
【空調・ES・EV】 排水完了、現地調査を開始
手荷物取扱施設(BHS)は南側と国内線が使用可能
T1国際線
・出発系コンベヤ
南側:使用可能
北側:復旧作業中
・到着系コンベヤ⇒復旧作業中
T1国内線⇒使用可能※浸水部分の電気部品、制御 装置の清掃、交換 ・各システムの動作確認
T1の1週間後の使用可能なスポット数は21
国際線南ウィング(12/15)国内線中央(9/11)
国際線北ウィング(調査中/15)
1週間後にTotal (21/41)まで復旧。南側復旧に注力。
給油施設は1期、2期島とも使用可能
・貯油タンク施設:使用可能
・ハイドラント施設
1期島:使用可能
2期島:使用可能
・オイルタンカーバース:使用可能(一部復旧 作業継続)
【1期島】 ・点検等を実施予定 ・施設安全性と燃料品質の確認
A滑走路の排水はほぼ終了、清掃・点検を実施
【排水設備数】
7/10:稼働中
3/10:仮設電源で復旧 ・仮設発電機手配済み
・舗装面:使用可能
・灯火等:使用可能
・スイパーにて表面清掃中。成田 空港からもスイパーを借りて清掃 予定(8日夜到着見込)
・不点・破損灯火の復旧、電源 キュービクルの復旧等
倒壊した護岸を仮復旧

一部(上記図)護岸倒壊 → 約1週間後に土嚢・フィルターユニット設置により仮復旧
クリーンセンター・浄化センターは既に使用可能
クリーンセンター:ガスの復旧を受け、6日からごみ 焼却を開始。
浄化センター:使用可能


