淀屋橋スカイテラスから眺める“大大阪”、大阪都心の変貌を捉える圧巻パノラマ

今回は、淀屋橋ステーションワンの展望スペース「淀屋橋スカイテラス」からの昼間の眺めをご紹介します!

晴天で空気が澄んだ日を狙っていましたが、先日の日曜日が待ち望んでいた条件にぴったりだったため、喜び勇んで撮影してきました。

「淀屋橋スカイテラス」は、再開発で誕生した高層ビル「淀屋橋ステーションワン」の30階にある無料の展望スペースです。駅直結でアクセスも良好で、大阪城や梅田、ベイエリアなど、大阪の街並みを一望できます。夜景スポットとしても人気で、カフェ&バーも併設されています。

2025年9月1日(月)にオープンした淀屋橋スカイテラスは、立地とアクセスの良さから、この種の展望スペースとしてはかなり多くの人で賑わっています。

まずは北西側の眺めから。

おおおおお!

都心を流れる土佐堀川と堂島川に挟まれた中之島、日本銀行大阪支店を中心に、周囲に林立する超高層ビルの密度感。超高層ビルが連なり、「地形が変わった」かのように見える光景は、海外大都市の摩天楼を彷彿とさせます。地震大国・日本、それも大阪の都心でこのような光景が実現するとは……。

90年代から大阪の街並みを眺め続けてきた自分としては、本当に驚きであり、感動的な眺めです。同時に、今の大阪には“頼もしさ”すら感じるようになりました。

ANAクラウンプラザホテルのアップです。2025年10月で閉館し、隣接するクラブ関西の敷地と一体で再開発が予定されています。堂島川沿いという恵まれた立地で、再開発の具体的な内容は現時点では明らかにされていませんが、既存ビルよりも規模を拡大した超高層ビルへの建て替えになる可能性は高いと見られます。

あくまで僕の個人的な予想で根拠はありませんが、入居するホテルは、現在のANAクラウンプラザと同じIHGグループの上位ブランド「リージェント」が来るのでは?と期待しています。


御堂筋を中心にしたアングルです。日本銀行大阪支店と大阪市役所が対峙する、まさに“大阪の都心の中の都心”と言える場所です。

縦アングルで見た御堂筋の様子です。

カメラを少しつづ、東側に移動させていきます。


中之島東部の様子です。中央公会堂や中之島図書館といった近代建築を中心に、市民の憩いのスペースが広がっています。


都心を流れる二つの川に挟まれ、水辺の空間が連続して広がる中之島の風景は、“水都大阪”の面目躍如と言えるでしょう。


縦アングルで東側を見た様子です。

さらにカメラの向きを変えて、日本生命淀屋橋ビル(123m)越しに見た北浜方面の様子です。目の前に日本生命淀屋橋ビルがあるため抜け感はありませんが、超高層ビルが織りなす立体的な景観は、大都会であることを実感させてくれます。


東側、京橋方面をアップで見た様子です。OBPの超高層ビル群がよく見えています。



大阪都心から少し距離のある京橋に、これだけの超高層ビルが林立している光景は、大阪という都市の規模の大きさを、見る者に無意識のうちに実感させ、悠然と物語っています。

 


西側の眺めです。目の前には、建設中の淀屋橋ゲートタワー(約135m)がそびえ立っています。

 


縦アングルで見た様子です。

淀屋橋ゲートタワー越しみ見た神戸方面の様子です。

淀屋橋ゲートタワーを見下ろすと、御堂筋景観ガイドラインに準拠した50m軒線のセットバック部分に設けられた空中庭園が確認できました。淀屋橋の新しい“癒やしスポット”として、ワーカーが一息つける場所になりそうです。

さらにカメラを移動して、南西側の様子です。

最後は京セラドーム大阪をアップで見た様子です。

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